■国慶節集中レッスン2日目
二日目終了。なんか楽しくなってきた!(疲れてハイなだけかもしれん)
使ってるのは「汉语口语习惯用语教程」。今日は第2課が終わった。
- 作者: 瀋建華,課文・注釈・例釈・練習で構成。全20課。口語の慣用語・固定格式・固定句式、合計約500種を収録。
- 出版社/メーカー: 北京語言大学出版社
- 発売日: 2010/07/01
- メディア: ペーパーバック
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最初見た時は、「初級に毛が生えたレベルの私がこの教科書についていけるのか??」とかなり疑問だったんだけど、楽しい!面白い!!
慣用句がこんなに面白いとは、ちょっと想像外だった!(先生が良いのもあるかも)
ところで、この本の内容ではないけど、今日習った中で一番個人的にグッと来た言葉を紹介する。
「肚子唱空城计」
要は、「腹が減って腹の虫が鳴っている」意味らしいんだけど、この「唱空城计」部分が面白い!
孫氏の兵法の一つに「空城计」というのがあるらしく、そこから転じてこのように使われるようになったらしい。
(なんか、途中部分が端折られてる気がするけど、先生はそこは説明してくれなかった・・・)
ちなみに、「三十六計逃げるに如かず」は、“三十六计,走为上计”というらしい。
・・・何だろう、異様に楽しい!
何故かニヤニヤしてしまうな。私のツボなのだろうか?
「いつ使うんだ??」とかはさておき、あぁ、これを一発で理解できる日本人で良かった!
ちなみに残念な事に、「あ~!」とか「おぉ!」とか盛り上がっていたのは私だけで、他の日本人同学達は誰も、「孫氏」も「三十六計」も知らなかったのであった・・・。
「三十六計逃げるに如かず」を知らない日本人なんているんだね・・・。
他の外国人はいざ知らず、日本人なら知ってて当然だと思うんだけど。
(ヘタしたら、「諸葛亮」にもポカーンとしてたような・・・??怖くて突っ込めへん)
当たり前だけど、私は日本人の知識教養常識の平均レベルは「自分ぐらい」と思っているので、私の知っている程度の事を知らない日本人にはすごくビックリする。
しかも、それを知らない事に対して、「私は中国の歴史に詳しくないので~」とか言い出した人がいて、「没文化!!」と喉元まで出かけた。(ギリギリ踏み止まった)
こんなものは歴史ではなくて、常識の一部である。
それにしても、やっぱ日本人の中国語に対するアドバンテージってでっかいよなぁ。
先生が「36」っていう数字を出しただけで、言葉の奥にある文化背景まで一足飛びに理解できるって、すごい!
(実生活に役立つかどうかはともかく・・・)