ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

HSK5級 読解問題2回目

連投だが、今日の結果。
読解問題2回目。44/45。
迷って当たったのが1問、迷って間違えたのが1問ということで、迷った場合は半分の確率だなぁ。
まぁ、今のところ確率論の通りの結果が出ている。
(語学の試験の話なのに、実力の話じゃなく、何故か確率論になってるけど)

それにしても読解・・・微妙に変な問題が時々ある事に気付き始めた。
「この文章で言いたい事は下記のうちどれですか?」系で、時々、4つの選択肢が「どれもそんな事言ってねー!」というのがあるんだよな。。仕方なく、一番近そうな、まっとうなのを選ぶとまぁ大体正解ではあるんだけどさ。(´・ω・`)
うーん、これは・・・。

日本の友達の一人が旧HSK時代に9級を取ってるんだが、その話を思い出した。
「高級の問題では、「この作者の言いたい事はなんですか」的な、誰も正解できないような解釈の問題が出る」という話・・・。
今私が遭遇しているのも、まさに、その伝統の技では・・・?

ネットで5級6級あたりの日本人受験者の感想を見てても、やはり同じような事が書いてあったりする。中国人の先生が、「どれも正解とは言えないが強いて言うならこれ」と答えたりするらしい・・・うーむ。

なんか、解釈の仕方も、あれなんだよ、微妙に道徳臭が交じるというか・・・。ほら、中国出版の教科書でよく香ってる、あの匂いだよ!!
「いや、そんな事この物語では語られてませんけど?」と私は言いたくなるけど、教育者に都合の良いように拡大解釈しつつ、道徳観を入れ込んでくる、あれな。
物語の最後に「だから人はこうしなければならない」という結論まで書いてあればまぁ分かるんだけど、その結論部分を書いてないただの物語にまで、同じような結論を求めるというのが中国らしい。
私に言わせれば、そこは「語学力」の範疇には入ってないと思うんだが(その物語から何を感じるかなんて、極めて個人的な体験でしょうよ)、もーしかすると、結論部分を書いてないその物語が中国人的には有名な故事成語の一部分か何かで、例え結論を書いてなくても中国人的には飛躍してイコールで繋がっちゃう部分なのかも??・・・等と、ものすごく良心的解釈をしてみたりしている。

・・・だってそうでもしないと、「そんな事どこにも書いてねーだろ。問題作った奴バカなんじゃね?」になっちゃうからさ。仕方ないよ。