ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

新丝路を始めた

新丝路 中級総合の生活1を始めた。

新絲路:初級速成商務漢語2(附MP3盤1張)(中国語) (北大版対外漢語教材・商務漢語技能系列)

新絲路:初級速成商務漢語2(附MP3盤1張)(中国語) (北大版対外漢語教材・商務漢語技能系列)

  • 作者: 李暁琪,中国語学習初級者向け。全12課。内容は部屋の配置、人物の外観の描写、製品の紹介、比較、事件過程の叙述、謝罪、祝賀、感謝など。
  • 出版社/メーカー: 北京大学出版社
  • 発売日: 2010/02/01
  • メディア: ペーパーバック
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↑私がやってるのは、このシリーズの中の「中級商务汉语 综合教程生活篇1」。
・・・商務の総合の生活って何???という非常に掴みにくい路線だけど、平たく言うと、「社会人の会話の基礎」。基本的な文法を分かってる社会人が、社会生活の中でよく出会う言い回しを勉強できる本という感じ。
ガチ仕事(商品の入荷がどうとか、契約書がどうとか、そういうの)じゃなく、生活絡みでの会話内容なので、入りやすいです。
例えば、初対面の挨拶の場面、普通に勉強すると、基本は「你叫什么名字?」「怎么称呼你?」ぐらいだと思うけど、もう少し丁寧で婉曲な聞き方とか、「请多多关照」だけじゃない初対面の挨拶とかが載ってたりする。私にとっては、すぐに日常生活で使えそうな内容が多い。
「中級」と銘打ってるだけあって、一通りの基本を学んだ後にやるべき本だと思うけど、表現に自然さや厚みを付けるのに良さそう。
社会人でいきなり中国に派遣された人が勉強するなら、入門の内容と基本の文法をやった後は、すぐにこの本に進んで、使える表現を丸暗記して行くのもありかもなぁ。(暗記苦手な私が言うのもなんですが)
中国発行のシリーズって、大学の留学生向けに書いてあるせいか、舞台が大学な事が多くて、社会人にとっては、知りたい事と内容がずれている事も多いんだよね。
そういう意味ではこの本は社会人にぴったりフィットです。

3課ぐらいまで見たけど、かなりいい感触なので、もっと早く買ってみれば良かった。
1課毎に3つの本文に分かれていて(単語もきっちり分かれている)、一つずつの文章が短めなので、時間がない時でもやりやすい。

・・・まだ3課分しか見てないのに、半ばレビューのようになってしまった。

ところで、これと並行して、中级汉语口语2の終わりの方もやってます。後2~3日で1サイクルが終わります。(ちょっと甘めのリピーティングと音読で合わせて25回)
汉语口语をほぼ2冊をやってみて思うのは、この本は本当に口語の教科書だなぁという事。暗記すればすぐに使えるような、ちょっとこなれた言い回しとかが結構出て来るから、だんだん面白くなって来ている。
例えば最近出て来たのは、「誰でも彼でも知ってるような状態にしたくないんだ」(不想弄得人人都知道)とかいう表現。こんなの自分では絶対に出てこない文だし、こういうのに出会うとちょっと面白いんだよね。

・・・実はさらに平行して、汉语口语速成基础篇の復習もやってるんだけど、平行してやっているとシリーズ毎の違いを顕著に感じる。
基礎編のくせに、相当むずい言い回しも出てくるし(聞けば意味は分かるけど、今の私でもまだ出てこないレベル)、汉语口语速成シリーズだけで見ると、自分が使う口語としては、もしかしたら基礎編までで十分かもしれない、と最近思い始めた。人の話を聞くにはこれだけでは単語が少なすぎるだろうけど。
提高篇とか、「こんな表現はめったに聞かないよね」という感じになってくるし。ただし、難し目の単語を自然に(強引に?)増やしてくれるという意味では、やる意味はあるかな。語法も単語も普段の会話用というよりは、テスト対策向けかもしれない。

・・・今までは私は中国発行の教科書のシリーズとしては、基本的に汉语口语速成を推してたんだけど、ちょっと考えて、このブログの中身もいろいろ書き直さないといけないかも。