ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

続10106

今日は土曜日ですが強制出勤日でした。
繁忙期でもない土曜に「朝10時から夜10時まで仕事しろ」とか言われても、アホらしさしかなく、もう全然行く気もなく、ゆっくり昼頃起きたら、PMから「何時に来るの〜〜」メッセージがw
こちらは予想の範囲内ですが、予想外だったのは大家からの電話攻撃。(まぁ気づかずに寝てたんだけど)
何やねんと思いながら掛け直すと「朝から何度も連絡したのに!!今日2時半に部屋見に来るから!」っていきなりキレて来たので「仕事忙しくて土日も出勤じゃ!当日に連絡されても知るか」ととりあえずキレ返した上で(もちろん寝てた事は秘密である)、面倒なので「ほな来いや。でも次回から絶対に前日までに連絡して。当日言われても対応できない」とキレておきました。ほんと日に寄っては無理やしな。

そして今度はPMに「ごめーん、実は急に大家から部屋を見に来る連絡が来て〜〜」と、まるでイソップ物語のコウモリのような私です。

部屋を見に来るって何?って感じなんですが、これはですねー、日本の人には多分イメージしにくいと思うんだけど、こっちって引っ越しの時、部屋明け渡しの前から既に次の入居者が見に来るんですよ。私も部屋探しの時はしょっちゅう前の人が住んでた部屋を見に行ってた。例えば今だと、8月からの部屋を探してる人が、7月末に引っ越す予定の人の部屋をもう見に行き始めるのです。
私も実は明日部屋を見に行く予定にしてました。ちょっと早すぎかなと思ったから、来週にしたんだけど。多分今日来た人も8月からあく部屋という事で見に来たんだと思う。
大家に寄っては、めっちゃ早くから不動産仲介業者に入居の募集を掛けるから、見に行った部屋が気に入っても、時期が合わないこともたまにある。住んでる人にいつあくのか聞いたら「多分何月末」とかってえらい先の予定を言われたりとか。
もはや文化で、不動産屋もまだ人が住んでるとかそんな事は全然気にしないので、こっちももはや洗濯物とか干しっ放しでも、ベッドがぐちゃってても気にしない。どうせ今後付き合う訳じゃないしな。
でも寝室とかを見せてもらう時には「ここ見てもいい?」って聞くようにしてるし、今日の人もやっぱり「寝室見ていい?」と聞いてから見ていたので、そこは中国人でもやはり気にするところみたい。そしてまだ人がいる時には不動産屋はあまり部屋に入ってこない。それもどうやら文化みたい。
今日来た人はドイツ人と中国人のカップルで、あまりきちんとベランダとか見てなかったけど、あんなざっくりした見方でいいのかなぁ。
家具とかも、どれが大家ので、どれが私のかとか全然確認しなかったし。女性は寝室やらトイレやらキッチンやらいろいろ確認してたけど、男性の方は完全に女性に任せっきりで、「そんなんでいいのか」と他人事ながら心配になったぐらいだ。

さて今日のテーマは10106なんだよ。いつもどおり全然それまくってるけど。
今日のPMとのチャット。
PM「さっきあなたが辞める話を聞いたわ。そうだったのね。知らなかったから連絡しちゃった」
俺「いやー、今日は大家があれでこれで〜〜」
PM「あ、そうだったの。辞めるのかと思っちゃった」
俺「いや辞めるけど」
PM「・・・」「私も。仕事探そうと思ってる」
俺(マジカヨ。)

そして、ふらふらと午後遅くから会社に行って(一応残業指令を気にはしているのである。でも「夜10時まで!」と言われてるのに、夜9時40分に帰ったり、朝10時と言われてるのに午後に行ったりするけど。)、PMの彼女と話してみたら、「昨日も何もやる事がないのに夜11時まで無理やり残業させられた!家まで2時間掛かるのに!!」「PMはいらないって言ってたのに、残業の督促だけさせられた!」「昨日も寝られなかった」「見た目文句なさそうに見えるだろうけど、PMとして端に追いやられて、やるべき事もない」と相当不満を溜めてて、びっくり。
ごめんよ、あなたの事を完全に体制側の人だと思ってたわ。
(ってあれ?私どっちかって言うと管理職なんですけど。なんで気持ちは反体制側なんや。。常に気持ちは「宿題をやりたくない子供」的な・・・)
改めて言われてみれば、そりゃそうだよなぁと思う事ばっかり。相当仕事ができる女の子なので、不満があっても職務を全うしてたんだねぇ。
「あなたと〇〇(すごく実力のある人)が辞めたいと言ってると聞いた。こんな事(10106体制)を続けたらたくさんの人が辞めるとリーダーに話したんだけど、こう言われた」と実に興味深い話しをしてくれた。
リーダー曰く、「これで辞める人は、辞めてもっといい仕事先を見つけられる人だから、無理やりここにいて我慢する必要はない。この体制で辞めずに耐える人は、辞めても行くところがないから辞めない。」
・・・なんだかうまくまとめられないけど、「どちらにてもそれでいいのだ」という感じ?
なんかすごくない?!すごい人生の真理を語ってない?!こういうの好きやー!
このリーダーさんは、すごく面白い面もある反面(毎日のように、部下のガムとか部下のタバコを盗んで行くとかww)、仕事の進め方が私とはあまり合わなくて、イライラする事も多いんだけど、こういう真理も掴んでるんだよねぇ・・・。なんだろう、中国語で聞くから余計すごいことみたいに聞こえるんだろうか。
チームミーティングで、「これからの時代は厳しい時代が来るから、しっかり自分の未来を考えないといけない」って1時間ぐらい説教したり。(「親」的な愛情??)
私があの立場だったら、こんな風には考えられないだろうなぁ。いかに部下の能力を発揮させるか、は考えるけど、その人の人生に何が必要か、とかはあんまり考えた事がないなぁ・・・。だってどうでもいいしな。(ごめん)
彼は実は偉大な人であったか。
どちらにしても、こんな体制でコアなメンバーがどんどん抜けたら、多分今まで以上にグダグダになるだろうから、チームのまとめ役としては大変だろうなと思ってみたりもする・・・。
やっぱ、チームの運営方法としてはだめだよな。できる人から抜けちゃって、いまいちな人ばっかのチーム作ってどうすんのって話だし。
そして、例えイマイチな人ばっかだとしても、だからってブラック労働させていい理由にはならないしな。
てか、人って働きすぎると死ぬからね・・・。