ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

买了一个扫地机器人 という文章を書いたという話

前にも書いたとおり、今月はちょこちょことLang8に記事を書いてるんだけど、懐かしい感じを思い出した・・・「添削されるといらっとくるこの感じ」。
何を根拠に言ってんだこいつ、と思うんだよな、結構。
そういえば、前もそれで書かなくなった気がする。
直してくれる人がある程度仲良くないと、イライラして終わりというか、自分もろくに見直しもしない事もあったり。
(どこ直したか分からないような書き方してくる人も多いしな。まぁ気持ちは分かる部分もあるんだけどさ。きちんと説明を書くのって面倒くさい事だから)

でもまた書く。短くても。ということで今日も書いてみたが、結論から言うと3行しかない文章なのであった・・・。


我昨晚在京东买了一个扫地机器人。
它竟然今天中午已经到我公司了,没想到这么快就货到了,太可惜的是,我今天身体不舒服自己都没去上班。。。
明天下班了我要好好研究一下。

冰雹

今日東京では何だかでかい雹が降ったらしいですが・・・
そういえば上海でも降ってましたね。2週間ぐらい前かな?その時もでっかい雹が降ったーってこっちでは騒いでましたが・・・

雹・・・冰雹でございますな。覚えたわ(笑)
「当たったら死ぬ」というのを中国語でどう表現するんだろう、と思って、同僚に何とか聞いてみたら、どうやら「冰雹砸死人」とか言うみたい。なるほど、「砸」ね。。。
仕事でよく出てくるこの単語だが、あんまりぴったりの日本語がなくていつも訳には困る。冰雹にも使えるというのは新発見だなぁ。

もう一つ今日覚えた言葉。
「后会有期」
同僚が「后会有期って日本語で何ていうの?」って聞いてきたから、辞書を引いたら出て来た。「また会う機会がきっとある」的な意味の成語らしい。
それを伝えたら「長過ぎる!もういいわ」って・・・。えー。。その日本語を何に使うつもりだったんだ奴は。

同僚の愚痴

先週末、中国人の同僚が別の同僚について愚痴るのを長々と聞いた。

今まで、中国人女子が別の女子の悪口を言うのには比較的良く遭遇していたけど、中国人男性が仕事の事で私に愚痴るという状況はほとんどなかったので、なんだか感慨深いのである。(愚痴聞いて感慨深いって何(笑))
「いやー、私もとうとう仕事の愚痴を理解できるレベルになったかぁ」と(笑)
(愚痴を聞きながらこんな事考えててごめん、同僚君)

多分、去年まで一番仕事で関わってた人が愚痴を言うタイプではなく(少なくとも、私には愚痴らない。いつも天気の話題ばっかり)、一番席の近かった中国系アメリカ人は日本の事やら政治の事やら趣味の事などいろいろ話してたけど、彼も愚痴だけは言わないタイプだったし、他の人とは席も遠くて普段ほとんど関わりがなかった。

で、先週金曜夜。晩御飯も食べ終わり、残業しようかどうしようかと思いながら、仕事場で扇風機を物色していたワタクシ。(うちの会社の残業時間はこんなもんである)
我が家の扇風機はほぼ壊れていて、弱、中のスイッチは効かず、焦げ臭い匂いもするし、もう全然だめなのである。ていうか、使うの多分ヤバいレベル。(昔、日本で扇風機が発火する事故とかあったんだけど、全然ありえると思う。)

そこにジムに行っていた同僚が帰って来た。今度ヨーロッパに旅行に行くとかで、パスポート入れを買うのだという。(パスポート入れ、护照夹
ダイソン(戴森)の扇風機がどーのとか、パスポート入れにはペンが入って欲しいとか、ダイソンのドライヤーがどうのとか、ロボット掃除機(扫地机器人)がどうのとか、散々物欲にまみれつつお互いに欲しい物を物色をした後、結局同僚君はパスポート入れを買うのをやめ、何故か別の同僚の愚痴になった。。今となってはどこからそこに飛んだのか、全く覚えていないけど。

要約すると、今の仕事自体も面白くないし、別の同僚がやたら命令や上からの口調で指示してくる態度にも耐え兼ねて、社内転職を希望してるらしい。
で、この二人、実は私の隣と横の席。。。こんな近い席でそんな事が起きてたのがなんかショック。「誰々(私の斜め後ろの女の子)も、質問があったら彼に聞かずに僕に聞くでしょ?きっと彼女も奴が嫌なんだよ」
そして、「これは僕の責任じゃないのに、彼はこんな言い方するんだよ」って具体例を見せてくれたんだが、「それ、そうなった理由をちゃんと言った?」と聞くと、言ってないらしい・・・。「だってあいつ聞かないもん」と。
前のチームリーダーの時は「できた?できてない?何でできてないの?理由は?」ってちゃんとこっちの話を聞いてくれたのに、今のリーダーは「いついつまでにこうして」「これはすごく変だから、こうして」って相手の言い分を全く聞かずに上から口調で命令してくる、という事らしい。
「うーん、それ、彼の言い方の問題じゃない?彼すげー早口だしさ、なんかきつく感じるんじゃない??」とも言ってみたんだけど、「彼はそんな早口じゃない。俺らには普通レベル」だそうで(す、すいません・・・私には、聞き取れるけど速いんだわ。ちなみに聞き取れないレベルの早口君も同僚にはいるw)、まぁなんだかとにかく上から目線なのが嫌なんだそうだ。同僚は「管なんとか」って何度も言ってたけど、この言葉を残念ながら私は知らないのであった。うう、私の中国語力が悲しい(T_T)
(私の知ってる言葉では「霸道」が近いかなぁと思う。)
で、私が「チーム替えを希望した時に、そういう事ちゃんと上司に言った?」と聞くと、やはり言ってないらしい・・・。「それ言うべきなんじゃないの?」と言うと、「だって、言ったとしてもどうせ変わりの人材もいないんだから、仕方ないじゃん」だそうだ。

さて、どうしたもんだろう。
本来このチームには、私以外に、彼らのプロジェクトに適した日本人を招聘する計画が動いているので、私には実はあまり関係のない案件なのだがが、そもそもこの人達の指導には私にも責任があるため、非常に悩ましい。そして、今その日本人の方の契約関係でも、私が窓口になってるため、何かと今後も間に挟まれそうな予感がある。というか、そもそもどうも会社の上の方の人間が、私にそういう役割を期待している雰囲気もある。
そして、今のリーダーが何も理解してない問題の根本的原因を探って行くと、以前のリーダーがきちんと指導をしてなかった、ひいては、私がきちんと指導してなかった、まで行き着くところがなんとも面倒くさい問題なのである・・・。

というか、仕事上で、相手の指示に納得行かないとか、問題に明確な理由がある時は、立場が下でもはっきり言うべきと思うんだけどなぁ・・・。不満に思うだけで言わないというのは何だろう?中国式の考え方なのか?・・・そういえば、中国人って全般的に上に弱いからなぁ・・・。(個人的な意見だけど、間違いなく日本人以上に上に弱い)

と言うような事を金曜夜はずっと考えていて寝れず、その後土日を過ごして、何となく、この問題はもっと表にはっきり出てくるまで放置しようかと思い始めた。
藪を突いて蛇を出すよりも、問題が表面上に表れるのを待ってから対策を練る方がいいかなぁと。
今もし私が上司に掛け合うと、「おい!誰々を呼んで来い!」って絶対に尋問会になるので(上司超短気。脾气不好なのである)、私が裏で動いてなるべく良い方向に動くようにほんのり糸を引くぐらいが良い気がするんだよね。何度もあの尋問会を見て来たからなぁ・・・。今の時点で誰かを責めても意味ないしなぁ。

ま、急ぎの案件じゃないし、全体をもわっとサポートする事にしよ。。

 

ところで、あまりにも中国語と関係がない記事だったので(私の脳内整理w こういう話を言える人が周りにいない)、中国語をちょこちょこ書いてみたw
意味あったらいいんだけど。

Lang-8の話

Lang-8というサービスをご存知だろうか?

lang-8.com

日本で開発されている語学相互学習サイトで、自分が何年前に使い始めたのかは忘れたが、一時期はまって、ここで中国語の作文を書きまくっていた。(多分、中国に来て1年目の頃)
基本的には無料で使える作文練習サイトって感じ(有料オプションもある)。
例えば私が中国語で文章を書けば、間違っているところを中国語を母語とする人が直してくれて、こちらも外国人の書いた日本語の文章を添削してあげる、という使い方をする。
「この言葉は何々語では何と言いますか?」というような使い方もできるけど、基本は作文メインの使い方になると思う。質問なら他のサービスを使った方がいいと思う。
(質問サイトも知ってるけど、自分が使ってないので紹介は控えます)
私には、ここで知り合って友達になった中国人も結構いる。

すごく面白いサービスなんだけど、問題は、お互いに語学の先生ではないので、細かい文法説明(なぜ自分の書いた文章が間違いなのか)を期待できないことと、人によって言う事がまちまちなこと。

他の人が行ってる日本語の添削を見たらよく分かるんだけど、そもそも原文が間違っていない(状況次第で正しい日本語や、口語表現など)を、パッと見正しい文になるようにとにかく自分流に直す人がいたり、本来その人の言いたい事からズレた事を「これが正しい日本語です」って断言する人がいたり等々、教えてもらった事を100%信じるのは厳しい。よほど語感にすぐれた友達ができればいいんだけど。(つまり、間違った文章から、その人の言いたい事を理解できて初めて、それを直せる訳なので。。)

それでも少なくとも非常に上質のアウトプット練習になるし、表現するためにいろいろ調べたりもするので、実力は絶対に上がると思う。経験上。
添削してくれた人と何故そうなるのかを議論したり、すごい長文で文法説明してくれる人がいたりするので、自分が作文をする事だけじゃなく、強制的に中国人の書く文章を読んだりやり取りする機会も作られてしまう感じ(笑)

4月からこちら、全然勉強も音読もしてなくて、自分で自分が嫌になるぐらいだったけど、どうしても教科書を読む気にならないので、Lang8を開けてみたら、不思議な事に作文ならできるのであった!・・・続くかどうかは知らないけど。
私は元々言いたい事がいっぱいあって、事件もいっぱいあって(笑)、書く事に困らないタイプなので、しばらく音読ではなく作文して行こうかと思う。

「层次感」にまつわるあれこれ

先週仕事で「层次感」という単語が出てきた。
通訳が訳したのは「段階感」。。。意味不明。
辞書には「层次」の訳として、たしかに「段階」「区切り」などが載ってるので、これを参考にそのまま直訳したんだろう。けど、全く日本語としては意味不明。
それで、元々の文章を書いた企画担当に「具体的には何を言いたいのか」と聞き、他の人の助けもあって、何とか「立体感として訳しておく」と合意を得てそのように翻訳を修正した。
が、後からも何となく気になり、百度で検索して実際の使われ方を見てみたところ、「层次感」と三文字になる場合、どうやら美術系で良く使われるっぽい。
例えば、学生と思しき人が「自分の絵は层次感がないと先生から指摘されるんだけど、どうすればいいですか」と質問してたり。(ヤフー知恵袋的な感じをご想像下さい)

↓使われ方、こういう感じ。
・我是美术生,为什么老师说我画的画没有层次感,和主次?为什么说我只知道在刻画?
・今天跟大家分享让你的摄影作品更具层次感的技巧!

↓「层次感とはなんですか」に対する、とある人の回答
在画中能感受到前后上下远近的分别,也可以是冷暖对比,亮暗的分别,有层次感的画给人生动真实的感觉,没有层次感则感觉画面灰,不突出,不吸引人的眼球

つまり、どうやら絵画の中の立体感や、奥行き感、遠近感や、表現としての厚みなどを表した言葉っぽい。立体感という言い方でも間違いではないなと思ったけど、今思うと、「奥行き感」の方が近いかもしれない。

・・・でこの時はとりあえず自分の中で言葉の理解としては一段落したんだが、この話にはまだ続きがある。
その「立体感」を含む質問を日本側の担当者さんに出したところ、今日逆質問が返って来た。「言葉の意味は分かるけど、言いたい事が分からないです」との事なので、「ヒアリングした限りでは、こうこうこういう部分の立体感の表現に関する質問のようです」と答えた。しかし、どうもいまいちお互いにあやふやで、再度調査しようかどうしようかと思いつつ、隣の席の同僚に「あんたのチームの話がややこしい」と、愚痴半分で「层次感って一体何なのよ」と聞いてみた。
同僚は大学の美術系を出ているので、「それはね、どーのこーの」と説明してくれた上で(概ね私の理解通り)、「ていうか、それってそもそも誰が出した質問なの??うちら何年も経験があるのに、こんな初めて絵を描く学生みたいな馬鹿馬鹿しい質問を出すなんて、恥ずかしいわ!え?企画が出した?はぁあ???これは画面の見映えの話だから企画と全然関係ないじゃん!一体誰だよ」と全否定。
「こんな、あまりにも抽象的な質問に答えられるわけないじゃん!具体例を挙げながら、こういう部分はどうしたらいいですか?と聞くのが一番いい」と言う。
至極もっとも。。いや、私だって分かってるんだよーー!!!通訳に「もっと具体例を出させろ」と伝えたんだーーー!なのに、全然具体例を出さない返答が返って来て、「なんじゃこりゃぁ」となってた所な訳で。。

 質問A →それでは意味が分からないから具体例を出せ。
 質問A'→それ言い換えただけやし!具体例ちゃうし。
・・・で仕方なく「これでは具体例じゃない。言い換えただけでしょ。具体例を出させろ」と通訳に言ったら、しばらくして「A''という意味ですが、分かりにくければこの質問を飛ばしてもらっていいです」って。。。なんじゃそら!
そもそも、その訳わからん質問を出した企画が言ってるのか、それとも通訳が独断で言ってるのかすら分からん。

事ここに至って、私の後ろの席の同僚(隣の席の同僚と一緒にこの仕事のチームを組んでて、後ろの子がセクションリーダー。今まで隣の同僚の話はよく出てきていたが、後ろの同僚は初出演?(笑))も参加しだし、私が「なんか飛ばしていいって言われてるし、今度日本から当人が来た時に質問を出したら?」って言ってみたら、「いやいや、それはあかん。これは結構重要な問題だから、事前にちゃんと質問を出しておいて、資料とか用意できるならしてもらった方がいいし。僕の方でもう一回ちゃんと聞いて内容をまとめるから」と極めてまっとうな意見を言ってくれ、「おおぅ。。。そうですか。それなら、それでいいよ」となった。

・・・こういうやり取りをしてると、相手の頭の良さ・・・というか、コミュ力の高さとか、体系的思考ができる人かどうかがすぐに分かるなぁ。EQって奴ですかね。
(参考までに体系的思考のお話。トリブログさんの記事→http://toriaezutori.com/marketing/924.html

 

私の職種は特に頭の良し悪しを問われる仕事ではないが、いろいろ話してると、うちの周りの同業者は賢くて、相手の考えの流れをスムーズに読んでくれる人が多いなぁと思う。私自身が言語に難ありなので、相手の思考が洗練されてるか、論理的思考ができる人なのか、すぐ分かる。日本にいた時よりよっぽど分かる。
回りくどい言い方か(例、「カラス」の事を「これぐらいの大きさの黒い鳥」ってわざわざ言うとかな)、直接すぎる言い方しかできてないのが自分でも分かるだけに、そこから真実を推測できる人としか一緒にいられないわ。負担を掛けてて申し訳ない気分になるけど、まぁ私だから他の人よりスムーズにできる仕事もあるわけなので、そこ差し引きでプラスになってるといいなぁ。

む。层次感の話だったんだけど。わー、途中から日記というか、愚痴というか、何だこの記事!まぁええわ。
長くてごめんなさいね。ここまで読んでくれた人がいてくれたらありがとう♥

《白日梦想家》The Secret Life of Walter Mitty

《白日梦想家》という映画を見た。原題は「The Secret Life of Walter Mitty」、邦題は「LIFE!」。
通常は「どんな映画が好き?」と聞かれたら、「ハリウッドの娯楽大作」と答える私であるが、もしかしたら一番好きなカテゴリーはこちらかもしれない。
ちょっと滑稽な部分とか現実的じゃない部分もすごくありつつも、シナリオがきちんと練られていて、最後に向かってきちんと収束していって、さいごはほんのり幸せを感じられるという。・・・つまりいわゆるハッピーエンド。
ハリウッド映画でのハッピーエンドのパターンにおける最大の欠点は、最後はヒーローとヒロインがキスさえしていれば全て丸く収まると信じ切っている安易なお約束なんだけど、この映画はハッピーエンドでももうちょっとほんのりしてて、私好みなのだ。

・・・おっと危ない。映画ブログではないのだった。では中国語参ります。

沃尔特是一个爱做白日梦的杂志社底片资产部管理主任。他经常会进入某种 “出神”状态,然后幻想自己做了一些不可思议的事情,但回到现实,其实自己并没有想象中那么富有传奇色彩。某天,当西恩·潘饰演的冒险摄影师尚·恩康诺发来的图片不见后,沃尔特决定亲自前往寻找。从而开始了一段不可思议的冒险旅程。

これは百度で出て来たストーリー紹介。中国語勉強したい人はどうぞ!

と言いつつ、私も翻訳の練習でもしてみようかなぁ。

沃尔特是一个爱做白日梦的杂志社底片资产部管理主任。
ウォルターは、白日夢を見がちな雑誌社の資産部管理主任。

・・・ちっ。いきなりまとまりの悪い文になってしまった。
「白日夢を見がちな」は「資産部管理主任」を修飾してるわけだけど、位置が離れすぎてて「白日夢を見がちな雑誌社」と一瞬見えるところが気にいらんなぁ。
外国語の翻訳文が読みにくいのはこういう構成があるからだよなぁ・・・。
ウォルターは雑誌社の資産部管理主任で白日夢を見がち。
これぐらいまで文の構造を変えれば、日本語っぽくなるな。

他经常会进入某种 “出神”状态,然后幻想自己做了一些不可思议的事情,但回到现实,其实自己并没有想象中那么富有传奇色彩。
彼はしばしば一種の「ぼんやりした」状態に入り、自分が不思議な事を行う空想をするのだが、現実に戻ると、その実自分には空想中のような豊かな伝説的な色合いは全くないのであった。
前半はいい。若干翻訳臭が漂ってるが、まぁ読める日本語と思う。しかし後半が厳しいなぁ。「传奇色彩」って一体どう訳したらいいのだ。「富有」とかも入れづらい言葉やなぁ。。。うーん、いろいろ調べて見たけど、今の私にはこれ以上の訳は出て来ないので、とりあえずこれでいっとく。

ちなみに「幻想」は一瞬そのまま「幻想する」と訳したくなったけど、それでは今回は意味が違いすぎるので、辞書を見てみたら、「空想する」なんていうぴったりの訳がきちんと載ってて、「辞書万歳!」と思ったんだけど、さらに調べると「空想」という中国語もあるのな。(´・ω・`)
うーん、ここが中国語のムズイところで。。逆に日本語の「空想」を中国語に訳すなら、どっちを使うんだ?
類義語辞典も見たけど、私の持っている本にはこの区別が載ってなかったので、とりあえず、私の記憶にある限りでは「幻想」しか聞いた事がない事を根拠に、まずは似た状況では「幻想」を使う事としよう。

某天,当西恩·潘饰演的冒险摄影师尚·恩康诺发来的图片不见后,沃尔特决定亲自前往寻找。
ある日、ショーン・パンが扮する冒険カメラマン、ショーン・コナーが送ってきた写真が無くなり、ウォルターは自ら探しに行く事に決めた。
・・・うーん、冒険カメラマン?そんな訳でいいのか??名前もなんか適当に音訳してみたが、どうなんだ。名前の訳に関して中国人は非常に適当だから(英語→中国語、日本語→中国語 等。映画やアニメのキャラクター名とか、いくつもの音訳が存在する事が多い)、こういう場合は、英語→日本語音のカタカナを付けた方がいいなぁ。でも今日はもういいや・・・。

从而开始了一段不可思议的冒险旅程。
それによって不思議な冒険の旅が始まった。

・・・なんか、たった4行なのに結構疲れたぞ・・・。しかも相当辞書調べたし。見てざっくりの意味を掴むだけなら全然楽勝なのになぁ。一字一字意味を考え始めると、本当は理解してない事に気づかされるわ。というか、翻訳ベースで勉強してないから、理解の仕方が違うんだよなー。ずっとそれでいいと思って来たけど、翻訳する事でニュアンスがよりはっきりするなぁ。
なんか勉強になるような気がしてきた。これ、またやろ。

一応、参考までに日本語サイトから取ってきた紹介文を貼っときます。

LIFE誌の写真管理者として毎日地下鉄に乗って通勤し、変化のない日々を過ごすウォルター・ミティ。彼の唯一の楽しみは、むなしい現実から逃避する刺激に満ちた空想をすることだった。そんなある日、LIFE誌の最終号の表紙を飾る大切な写真がないことに気付いたウォルターは、カメラマンを探すため一大決心をして一歩を踏み出す。


では最後に映画に出て来た中国語メモ。

■胶卷 フィルム
■底片 ネガ
■封面 表紙
・・・ま、どれも辞書に載ってるので、普通に覚えればいいんですが。というか現代の生活だと多分使う頻度が低すぎてすぐに忘れると思うけど。。フィルムとかネガとか、生活の中に既に存在しないもんなぁ・・・
(「FAX」という言葉が時々教科書に出てくるのを思い出す。いつも、そんな言葉覚える必要がどこにあんのよ一体、と思う・・・)
ま、次回出て来た時に「そういえば前も調べたな」と思えればそれでいいや、とりあえず。
そういえば、「胶卷」は時々出て来るな、映画で。
ほら、「映画のフィルムは燃えやすいからどーの」とかさ(笑)タランティーノの映画で出て来てたわ。
覚えておくと良いよ!(嘘です。すいません)

辞書に載ってない中国語5

辞書に載ってない中国語第5弾。メモ溜めてた分を公開。
全く脈絡がないですが、全部普段の会話に出てきた分。
 
■默片,默剧・・・サイレント映画
■卓别林・・・チャップリン
■甲醛 Jiǎquán・・・ホルムアルデヒド(同僚の引越し先が壁塗りたてで、ホルムアルデヒド臭がきついそうな)
绿萝・・・ポトス
比特币・・・ビットコイン
便利贴纸・・・付箋紙、ポストイット
借记卡・・・キャッシュカード、デビッドカード
肉狗・・・食用犬
 
ここから成語の類。
多行不义必自毙 Duō xíng bù yì bì zì bì・・・余計な事を行って自滅する(ヨシコ訳)的なニュアンスの成語。
(最近、日本の友達から「電話番号教えて欲しい。実はラインがどーのこーので」という連絡が来たんだけど、その口調が絶対その友達の言い方じゃなかったからアカウントが乗っ取られてる事が判明した、という事件があり、その話を「途中までは信じてたんだけど、説明が長くなって来て、絶対その友達の口調じゃないって分かったんだー。うちら普段方言だから。しかもちょっと日本語としておかしいから、中国人だと思うんだよね」と同僚に話したところ、「それは多行不义必自毙だねー」だそうで。
覚えにくい言葉だけど、発音してみると早口言葉っぽくて面白いのであった(笑)
言多必失・・・こちらも同じような意味だけど、字面から判断するに、「余計な事を言って損をする」って感じかなぁ。
 
で、この記事を書くために過去の記事をちらっと見たら、見事に覚えてないのだ。初期に書いた事柄など。そうだよね。。。語学って辛いわ。