ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

初七宝!

16日の記録。
上海に住むこと10年以上、撤収数日前というギリギリになって、初めて七宝老街という観光地に行って来ました!

ここは実は、今の我が家からは2キロちょっとという圧倒的近場、何なら今住んでいる家も「七宝镇」という地域で、そして上海に住んでる人なら誰でも知ってる有名観光地にも関わらず、まぁなかなか重い腰が上がらず今まで放置して来た場所です。
行ってみた感想としては、結構楽しかったです!でも、これは友達と一緒だったからだと思う。
Wechatに写真をアップしてみたけど、中国人からは「ここは普通だよね」「どこどこの方がいいよ」というコメントがたくさん付いたしwww
私も、他の人に勧めるかというと、正直勧めないかなぁ・・・。特に見るべき建物がある訳でもなく、地元の名産がある訳でもなく、歴史がある訳でもない(多分)という、微妙な観光地。
大量の観光客がいるからそれだけでも疲れるし。・・・でも多分私には見えない何かがあるんだろうとは思う。そうじゃなきゃこんなに人が来ないはず!
一緒に行ったカナダ人の友人は、蘇州の刺繍やら、モンゴル族の小物を見て「これはママに贈るんだ!」とかキャーキャー喜んで買ってたし。そういうちょっとした小物(???)や、人混みが好きな人には、うろうろするのが楽しいのかも。
(・・・それらがガラクタに見えてしまうのは、私の心性に問題があるんだと思う、本当に。正直、あんなに何でも楽しめるなんて、人生が豊かで楽しいだろうなぁと心底羨ましかったことである。でも私には多分一生無理。)

でも写真を撮るのは楽しかったかな。いつもと違う風景がそこにある感じで。

こうやって並べると、私は中心が左にズレがちだなぁ。シャッタースイッチが右側に来るように持つから、その分の幅を見誤ってる感じがするな。これから気をつけよう。

元宵节はまだだけど、汤圆も食べたし!よし。
(中国では春節明けに元宵节という節日があって、その日には汤圆を食べる習わしがあるのです。食べると一年健康でいられる、とかだったかな?確か。会社の食堂とかでもその日はこういうのが無料で配られたりもします)
注文は先に会計してレシートをもらってから、湯がいてるおじさんにレシートを見せてよそってもらう形式。
ここの汤圆がいろんな形になっているのは、丸が何味で、四角が何味、と味が形で分かるようになってるからでした!大釜でごった煮になってるんだけど、おじさんが形を見て注文した味を探してくれるのです。なるほどー!!
この日は友達が黑芝麻、花生、板栗で、私が黑芝麻、红豆、板栗を注文。丸が黑芝麻、にょろっと細長いのが红豆、四角が板栗だったと思う。
3個で結構お腹いっぱいになる大きさで、かなり満足!
写真を見たとある中国人は「鲜肉のがうまいんだ!」と言っていたので、次回機会があれば肉のを食べてみたいと思います。
いやぁ、塩系って看板には出てたんだけど、「汤圆は甘いもの」(多分、団子のイメージの先入観)という固定観念のせいで、甘いのしか頼まなかったんだよね。

それから近くのお寺へ。

まぁ何だろうなぁ。。。日本人にはね、正直、偽物に見えると思う。
カナダ人の友達は「綺麗ねー」なんて言ってたけど、本気かどうか疑ってしまった。。。思わず「あんたは日本に行ったことはあるのか?」と聞いてしまったよ。
何だろうなぁ・・・。京都や奈良の素晴らしい建物や仏像も、1000年前にはこんな風に全然重みがなかったのかしら??まさかそうは思えんけどなぁ。
何でこう嘘くささが漂うんだろうなぁ。。全体が黄色いから??
いや違うよなぁ。建物のディテールとか、いろんな意味で失敗してるよなぁ多分。
日本なら、その辺のお寺や神社でももっと荘厳で濃密な気配があると思うんだけど。
虚無感が漂ってるのは何でなんだろう?色のせいかなぁ??
そういえば、台湾の友達が「日本の神社の赤がすごかったんだ!中国の、ただ赤いだけの色ではなくて、もっと素晴らしい完璧な赤だったんだよ!」と力説していた事がある。そういうことなのかな。

この場所はちょっと面白かった!

なんと干支ごとに、年神様(になるのかなぁ?)の銅像があって、自分の守り神(多分そういう意味だと思う)を見つけてお詣りできるのだ。
こちらは癸丑。
手を合わせたくなるようなクオリティかどうかはおいておいて、友達と「自分のはこれだ!うちの兄弟のはどれで、親のがどれで」なんてキャッキャするには楽しいかもしれない。
・・・今気づいた。干支の概念って仏教と関係なくね?道教にあるのかな??日本の神仏習合みたいな感じ?
とまぁ、客観的に書くといろいろ微妙な感じではあるんだけど、引っ越しの事を忘れて楽しめた、思い出に残る一日でした!!
誘ってくれた友人に感謝です!

(今ブログのカテゴリー分けをしようとして気付いた。「中国で観光」とか作ってすらないとか・・・。この生き様。。Orz)