ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

中検2級 過去問1回め

やってみました、中検2級の過去問1回分。
・第93回 リスニング 満点
・第91回 筆記 32/35(翻訳問題除く)
(リスニングと筆記の回が違ってますが、間違えて違うのをやっちゃっただけなので気にしないで下さい)

リスニングは、対策本買わなくてよかったかも・・・。。。早まった。。。
なんか楽勝過ぎて、解答の選択肢を聞きながら「ドリフかよ」とか思ったり、2回流れるのが暇すぎて、テストしながらネットショッピングとかしたりしてた・・・。(大昔のセラミックファンヒーター用のフィルター探してみたり)
いや実は問題を聞き逃して危なかったりもしたけど、まぁどんなにコケても合格点は出せると思います。解答欄が全部ずれてた、とか、試験当日鉛筆忘れた、とかない限り。
(・・・そういえばウン十年前、高校受験の時に消しゴムを忘れて辛かったなぁ。受かったけど)

筆記は、ところどころ間違えるなぁ。
知らない単語の意味を問われる問題があると間違える。けど、もはやこれは実力が足りてないという事なので仕方ない。必ず出る成語とかがない限り、普通に地道に勉強して語彙を増やすしかない。

そして翻訳が結構やばいかもしれない。
考えてみると、きちんとした翻訳練習をやった事がないので、模範解答を見ても、どこまでその言葉を厳密に求められるのか判断が付かないため、点数も読めない。
だいたい似た意味の文は書けるが、言い回しが微妙に違うとか、ちょっと言葉が足りないとか、すごく多い。模範解答と全く同じ文は1問も書けなかった。
例えば「旅行」と「旅游」を厳密に書き分ける必要があるのか??とかさっぱり分からない。こういうのって、昔疑問に思った事はあるけど、中国人との会話では絶対に問題にならない部分なので、調べた事すらない。
・・・今調べました。うちの2冊の類義語辞典によると、
どちらも日本語の「旅行」の意味で相互に置き換えられる場合多し、だが出張などを含む場合は「旅行」のみ、「旅游」は遊びに行く場合のみを指す
という感じみたい。なるほどな。うん、勉強になった。
・・・でテスト的にはどうなのよ?と言うのは結局わからんのよね。
試験官が今時の日本の小学校の先生みたいなタイプだと(ほらネットでよく話題になるあれだよあれ)、減点される可能性あるよなぁ。
という訳で、仕方がないので、翻訳以外の点数を出したいけど、これどうなってんの?
翻訳7問、その他35問て。。。なんとなくで考えると、その他は1問2点で満点で70点、翻訳で30点ぐらいかな???知らんけど。
それで計算してみると、今回私の場合は3問落としたので、64点+翻訳分ぐらい?まぁどんだけ翻訳で落としてても0点って事はないと思うので(希望的観測)、まぁ75点ぐらいは行けるかな?
合計175点(仮)、ぐらいかな?

・・・えっと、そんで、何点合格だっけ??7割だっけ??なんか片方でも合格点に足りてないと不合格、とか見た気がするけど、うろ覚えや。
やべー、中検分からなさすぎる!
一応過去問集の説明の部分もちゃんと見てから言ってるし、中検の公式サイトとかも見てるんだけど、書いてねーんだよ、肝心の事が!!筆記の時間配分も書いてねーし!もう。
120分とは書いてあるけど、どうやら筆記とリスニングを足した時間みたいだし、個々の時間配分が書いてないから、筆記に掛けていい時間がわからんという・・・。
なんやねんこの試験。敢えてこういう情報を出さずに、語学学校系に誘導する戦略???(小声)もしくは詐欺的な、どこかにち〜〜〜さい字で注意書きっぽく書いてるとか??
HSKの方がよっぽどしっかりはっきりしてて公正だと感じてしまうな。

というわけで、仕方がないので、今回は1時間のタイマーをセットして、30分でやりましたが、・・・ざっくり模範解答を見る限り、読み違えで逆の事を書いたりもしてたので(彼は病気だろう、を「彼は元気になったんだろう」と訳してみたり。ひどい!!)、本番は真面目にちゃんとしっかり時間を使って見直しもしたいと思います。

ていうか、これって対策本の意味あんの??
今ネットで見たら、「2級からは対策本では意味がありません」とか書いてある記事を見つけちゃったったんだけど (T_T) わぁい。
でもやっぱり、時間もあるからさ。(今から申し込めるのって3月のだし、仕方ない。)
ちまちま地道に勉強を進めるしかない。(いつもと同じ結論や!!)
買っちゃったから勿体無いし。
(売り飛ばしてもいいけど、CD開けてもーたしな・・・あぁ、前回の記事で疑問だった「前の持ち主は何故・・・」の答えはこれか・・・)

対策本届きました

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ほいっ来ました。
「中国語検定2級トレーニングブック リスニング問題編」
「中国語検定2級トレーニングブック 筆記問題編」
「中検2級問題集2018年版 第91回-第93回」

まだ全然見てないのでレビューではないです。
今付属の音源をPCに取り込み中。トレーニングブックは、音源が70個とかに切れてるめんどいやつです。。^^;

つーか、日本の本って小さいよな。トレーニングブックはこのサイズだろうと予想してたけど、過去問集までこのサイズとは思わなかったわ。
テストでこのサイズの紙って事はあり得なさそうだけど何で小さく分厚くするんだろう??
中国の語学本のでかさにもギョッとしたもんだけど、あれに慣れてしまうと、小さいのも開きにくくて使い辛く感じるもんだなぁ。押さえてないと閉じるのになぁ・・・。出版社とか本屋の都合ななんだろうけどさ。きっと使う人の都合なんて考えてないんだろうなぁ。
(だからうちにある日本出版の語学本は、原型を保ってない物が多い。利便追求のために、ぶった切られたり解答ページが破られたりしているので。)

そういえば、完全にどうでもいい話だけど、今回トレーニングブックの方は古本を購入したんだけど、めちゃめちゃ綺麗でした。まさに「新品同様」というやつです。
ほぼ新品(CD未開封)とか確かに書いてあったし、その表記を見て選んだのは私ではあるけど、「この本を前に買った人は、一体どうしてCDを開けてすらいないのか??」とか考えてしまいます。。ほんと余計なお世話だけど。私にはもし少しでも学習に使ったら、こんな状態はキープできない。。。開いただけで開きグセが付くと思うし。
「練習しなくても2級に合格してしまったのかなぁ?」とか「ペラペラ〜っと見てみて諦めたのかなぁ??」とか、「いやいや音源を聞くことすらせずに諦める、というのも意味不明だし」「もしかして販売ルートからの横流れ?」と、想像の翼が羽ばたきをやめません。日本の本屋は売れ残りを買い取る必要はないはずだし・・・。(昔本屋でバイトしておりました)

いやホントにどーーーでもよさすぎですけど。
考えてる時間すら人生の無駄遣いなんじゃないか、と自分でも思う程にどーーでもいい話ですけど。そんな事を考えてみたりしつつ、まだ何もやってないですけど。

「CDを取り込んでる間に読解からやろうかなぁ」と思ったら、「読解」というジャンルすらなかったし!!

えーっと、筆記ですね筆記。

・・・・・・。
・・・筆記てなんや・・・。書くんか・・・???
・・・・・・・・・。

この状態なのに合格する気でいるところが恐ろしい。
早めに過去問やってみないとやばいね。

興味ある方は下記からどうぞ。↓

CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

 
合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編

合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編

 
中検2級問題集2018年版: 第91回~第93回

中検2級問題集2018年版: 第91回~第93回

 

 

中検2級を受けようと思います

唐突ですが3月に中検2級を受けようかと思います。
夜中に突然思い立ち、明け方ネットで過去問と参考書を注文しました。
理由はいろいろあるんだけど、主に、「暇だから」。(笑)
あとはモチベーションキープのために、というのもある。
・・・そういう意味では、先週カルチャーの中国語講座を見学に行ったのは、刺激にはなったんだなぁ。良かった良かった。(笑)

ところで中検は、今まで全く勉強したことがないので、さっぱりレベルが分かりません。が、多分2級ぐらいちゃうかな。HSKとの比較で見る限り。知らんけど。
翻訳とか練習した事がないから本当に点数取れるかどうか分からないけど、とりあえず過去問が届いたらやってみて、それから対策を考えようと思います。3月だからまだ時間もあるし。
問題を潰すことで基本の文法をもう一度見直しできたらいいかなぁとか思ったりしております。作文に弱いのはこの辺が理由かもだし、いろいろやってみないとな。

しかし、半分寝ぼけながら注文を入れたせいで、起きてから大量の注文確認メールが届いててちょっとビビった。何頼んだんだっけ?と。

買ったのは下記の3冊。

中検2級問題集2018年版: 第91回~第93回

中検2級問題集2018年版: 第91回~第93回

 
CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

CD3枚付 合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック リスニング問題編

 
合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編

合格奪取! 中国語検定2級 トレーニングブック 筆記問題編

 

過去問はすでに発送されたようなので、明日には届くかな。
届いたらすぐにやってみよう。 

レベルアップ中国語を聞いてみました。

レベルアップ中国語を聞いてみました。
面白いです!発音の詳し〜〜いことやってます。
(今日2019/01/13現在、ストリーミングで聴けるのは12月31日から1月4日までの5回分)
面白すぎて本も買ってしまいました。(すぐに見たかったので私は電子書籍版)

NHKラジオ レベルアップ中国語 2018年 10 月号 [雑誌]

NHKラジオ レベルアップ中国語 2018年 10 月号 [雑誌]

 

なんか中国語超初心者の頃の疑問が解決する感じ!

例えばね、「今天天气好」。最初の三文字って全部第1声でしょ?でも実際にこの一文を口に出すと、その中にもさらに高低がある。
もう一つの例、「明白了」。「了」が付いた瞬間に「明白」だけの時とは音が変わる。「白」と「了」がどちらも軽声なのはいいけど、「白」と「了」の間にも音の差がある。私の知り合いで言うなら、白は軽い第4声のように発音する人が多い。私も今はそのように言う。でも、白は本来第2声なので、第4声になってしまったらまるっきり逆なのでは???と1年目の頃は甚だ疑問だったのです。(なので、無理やり第2声で発音してみたり(すげー気持ち悪いんだけどさ)まぁいろいろ試してたわけ)

・・・上の2つの例はこの講座に出てきた例文ではなくて私が昔疑問に思ってた内容をとりあえず上げてみたんだけど、この講座ではこういう変化がなぜ起こるのかという解説を、一つ一つの組み合わせについて詳しく説明していて、本当に面白くて、目からウロコなのです。
(ちなみに「明白了」と同じタイプは、「2声+軽声+軽声」ということで「来不得」などが例として挙げられていました。)
もしあの頃にこの講座に出会っていたら、もっと気持ちよく練習できただろうなぁ。。

ただ、発音とはいっても、本を見る限り、音の高低だけを3ヶ月間やっていたみたいで、個々の発音の仕方については入ってないのが少し残念。少し探してみた限りですが、担当の呉先生の著作も声調に特化した本のようなので、どうやら声調がご専門のようです。

余談ですが、呉先生の発音はめちゃくちゃ美しいです!まさに中国語で言うところの「很标准」!
NHKの講座って、例文を読んでくれる中国人はアナウンサー上がりとかでうまいのが当たり前なんだけど、メインの講師の先生の発音はカタカナに毛が生えた程度のことも多い中(うわ来たよ!上から目線)、呉先生は惚れ惚れするような発音で、到底ただの中国人講師とは思われず、「何者?!」と思って調べてしまったわ。
NHKのテキスト内の紹介では「〇〇大学アナウンサー学部卒」としか書いてなかったけど、どうやら元アナウンサーで中国語音声学が専門ということらしい。どおりで!しかもネット上でどなたかが書いてたんだけど、「中国語学習者なら誰でも一度は聞いたことのある名前」らしい。(すみませんモグリで。。。)
日本中国語検定協会の発音講座講師らしいけど、一般人でもどこかで講座受けれるのかなぁ。ちょっと調べてみようかしら。
NHKも、声調だけじゃない、もっと本格的に個々の発音を説明する講座をやってくれればいいのになぁ。(「an」は案内のアン、「ang」は案外のアンとかいう説明には、ホントうんざりなんだよね。これを最初に言い出した人って耳が悪いんじゃないかと思ってしまうわ・・・おっと毒が)

あ、ちなみに、日本にいる人は、中国人なら誰でも中国語をうまく発音できると思うかもしれないけど、中国で、標準的な発音で話せる人って相当少ないからね。南半分は、発音を聞けばその人の教育レベルがわかるぐらいにはグダッとしてるし、北京とかは舌巻きすぎててこれまた標準とは言い難いし。

これまた全然余談だけど、中国では、幼稚園や小学校の教師も中国語の口語の試験で合格しないと先生になれないらしいよ。つまり一般人よりは中国語の発音がうまくないと先生になれないということだよ。で、小学校と幼稚園では、幼稚園の方が必要な点数が上らしい。
正確な数字ではないけど、イメージ的にはこんな感じ。
アナウンサー 90点以上合格
幼稚園の先生 85点以上合格
小学校の先生 80点以上合格
中学校の先生 もっと下
数字は仮で、あくまでイメージね。アナウンサーが専門の訓練をするのは当然としても、中国政府的には、幼少期の発音教育には力を入れてる、ということでしょうねぇ。
この話を教えてくれた友達はもと幼稚園の先生で、自分は87点だか89点だかって言ってた。・・・言われてみると、その子の話は確かに聞き取りやすかった。(ただし、ネット用語や上海語や四字熟語を容赦なく織り交ぜてくるので、そういう意味で私には辛かったけど。)
別の友だちの話でも、中学に上がった時に先生の発音が訛りすぎてて生徒はみんな笑ってた、と聞いた事がある。(でもそのうちそれに慣れちゃって、自分の発音もどんどん下手になった、だそうで。。)

まぁそんな感じで話はいつも通りそれまくってますが、とにかく呉先生の発音は美しいです。

とここまで熱く語っておいて何ですが、実は残念なお知らせがあります。
実は、今聞けるストリーミングの5回分って前期の最後の1週なのね。つまり、ネットで聴けるのは明日までで、来週月曜から違うシリーズになるということです。^^;
・・・。だいぶ気合を入れて書いた記事なのに、情報としての命がこの短さ。うへぇ。。。
月曜以降にこの文を読んで興味を持った人は、・・・NHKのアプリを入れて音源を購入するか、再放送を待つか、かなぁ。。
そして、なんで私我慢できずに本買ったんだよ、と思わなくもないけど(来週からの内容、つまり今週ラジオで放送してる内容は入ってないという・・・)、きっとまた再放送される日もあるだろうし、電子書籍だから腐らないし、また明日もう一度しっかり聞いた後は再放送を待ちたいと思います。
いやさぁ、このシリーズ、CDが出てないのよ。アプリで買えるんだけど、NHKのアプリでしか再生できないし、音源もそこそこ高い(1ヶ月分が980円とかなので、3ヶ月分で3千円程かかる。。。)ので、買ってまではなーと思ってしまう。発音全般がこの精度で入ってるなら買いかもだけど、声調だけだしな・・・。

来週以降の内容は、また聞いてみてレビューしますー。

NHKラジオ中国語

突然ですがNHKラジオ中国語をストリーミングで聞き始めました。

前の週の5回分が全部聞けるし、数秒間の早送りとか巻き戻しにも対応してるし、「おお、NHKわかってるやん!」という感じ!
で、「まいにち中国語」というのをざっくり5回分聞いてから気づきました、「レベルアップ中国語」の存在に。^^;
NHKラジオって、1日に2番組もあったのねぇ。以前私が日本にいた時は、週に2回しか上級的な講座はなかったような気がするんだけど。(うろ覚えだけど、その時は「補語を極めよう」的な講座内容だったように思う)
とにかく、週5回もやってるならありがたい!さすがに入門編では簡単すぎるので(それでも知らない単語とか出てきたけどな。フラッシュの「闪光灯」とか)、これからは両方聞きたいと思います。テキストを買うかどうかは迷い中。

冷静に考えると、別にラジオじゃなくても全然勉強自体はできるんだけど。中国で買い込んでまだ未処理のテキストが何冊もあるし、「後10年は困らないな」と思ってたんだけど、なんというか、あまり熱意がない状態なので、「先生が説明してくれる」という形式と、「聞かずに放置すると消えてしまう」というのがいいなぁと。
優しいのに追い詰めてくれる感じ(笑)
明日は「レベルアップ中国語」の方を聞いてみてまた感想を書きたいと思います。

興味ある方は下記からどうぞ〜

www2.nhk.or.jp

カルチャーセンターの中国語クラス

題の通りですが、某カルチャーセンターの中国語クラスの見学に行ってまいりました。
ふふ、連日記事を投稿だよ、すげーな今年は。(勉強はしてないんだけど)

・・・真剣な人なら語学学校とかに通うところだろうと思いますが、まぁそこまで本気になりきれてもいないので、新聞で見かけたカルチャーの広告のところに行ってみました。
先生は中国人です。あとで聞いたところによると、杭州の人らしい。
講座名としては「お仕事にも役立つ会話術」的な事が書いてあったので、もっとビジネス寄りかなぁと思っていたのですが、教材は先生ご自身が作っておられる独自教材だそうで、中国の文化をたくさん伝える内容でした。なんというか、NHKの語学講座の中の「文化コーナー」みたいな感じ?
「中国の新年は春節で、北方では何を食べて、南方では何を食べて」みたいな。まぁ面白い内容も結構もあり、中国でなんとなく感じてはいたけど改めて聞くと「そうだよなぁ」とか思う事などもあり。雰囲気も内容も悪くないんだけど、残念なのが、その説明のほとんどが日本語だったことかなぁ。。。私の感覚では、レッスン中の先生のしゃべった内容の95%が日本語だった。
今日のメンバーは、見学が私を含めて2人、受講中のメンバーが2人の合計4人で、私達も無料での見学なのに普通にクラスを受けてる状態で参加させてもらえたのはすごくありがたかったんだけど、見学メンバーを含めて完全な初心者はいなかったのに(発音や言動的にもそうだし、後から受付の人にも確認した)、何もかもが日本語での説明というのは、とてもとても残念だった。
終わった後に少し先生とお話させてもらったんだけど(これまた日本語な)、「日本語が多すぎます」(もうちょっとまろやかに言ったけど)という私の意見に対して、「でも彼らの中には分からない人もいますから」との回答で、多分、对外汉语教育を勉強した事がないんだと思う。そりゃそうか、あんだけ日本語を話せるなら、日本語学科の学生だったのかな、と思われるし。
中国の外国人に対しての中国語の教育方法は、かなりしっかり確立されていると私は思っていて、少なくともガチで中国語教育を勉強した人たちは、「相手の言語ですべて説明すればそれでよい」とは思ってないと思う。
中国でもたくさん見たからはっきり言うけど、あのクラスでは、彼らは、おそらく絶対に、話せるようにならない。日本語で説明しちゃう先生のクラスで上達した人を、私は一人も知らない。たとえ中国に住んでいても駄目なのに、日本なら尚更ダメだ。そもそも、「日本語ができる中国人」を選択するという行為が間違いなんだけど。。。
今日のクラスでは、生徒側からの質問も全部日本語だったし、中国語を話すどころか日本語を先生に教え出す始末。(「曰」は「いわくと読むんだ」とかいう話を始めた親父がいて、はては孟子だか老子だかが曰くどーのとか続け出して、超めんどくさかったよ。。中国語での発言ならすごいけど。それより、今やるべき事は、「yue」という音を覚える事だろ、と白けてしまった。)

失礼ながら、先生自身も漢字の書き間違いや(礼拜 を 里拜 と書いたり。。。)、発音のピンインのミス(enとengの間違いが散見された)なども結構あったので、残念ながら次回以降はないかなぁという感じです。
せめて、説明が全部中国語ならなぁ。生の中国語を聞くためだけにでも多分次も行ったと思うんだけど。
中国人の日本語を聞く必要は全然ないからなぁ。それなら家で、中国トップレベルのアナウンサーの声を聞いてる方がいいや。(って、家にいたらやらないから行ったのに、偉そう過ぎるか。。。)

・・・そして、この愚痴を微信にあげてみたところ、多数の中国人から速攻でツッコミが入りまくりました。。
「そんなレベルで教えてるなんて!」とか「その先生の先生をやってやれ!」とか「おまえが応募して先生やったれ」的な・・・^^; 中国人ツッコミきついからなぁ。(私の翻訳がきついだけ?)
冷静な意見だと「その人は多分華東一帯の人だね。en と eng の区別が付いてないから」というのもありました。(華東という区分があったんだねぇ。知らなかった。全くその通りなのがすごい!)
ちなみに先生は儿化音の発音もあんまりうまくなかったし、「儿化音は標準語ではない。北の人間がつける方言で、儿化しないのが標準だ」とか言ってた。。。いや、えーっと、今儿とかはさすがに方言だと思うけど、画画儿とかはやっぱ儿化音の方が標準じゃないの?と個人的には思ってしまった。「ニュースとかでも儿化はしない!」と言ってたけど、ホントかよ?と結構疑問。だれか教えて!(でもきっとここでは誰も教えてくれないから自分で調べるんだけど)

・・・まぁそんな感じで、受講費用は安いし、先生も好きなタイプだけど、私の知る語学習得メソッドに相反する方針だったので、多分受けないと思います。楽しかったけどね。
教えてるレベルの問題ではなくて、「教え方」の問題だし、今までもこれでやって来てるならもう変わらないだろうし。

HSKの分析結果

久々に中国語に興味のある皆様の役に立つかもしれない記事を書きます。

ちょっとHSKの点数がどうだったか気になって、昨日久しぶりに公式サイトを覗いて見ていたのですが、なんと、以前は見れなかった「分析」からのリンクが見れるようになっていました!(2018の10月以前の時点では私が試した限り全然反応がなかった)

今は、「成績信息」のところから「分析」を選ぶと下記のような画面が出てくるのですよ!

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上のは、「本次考试」「同国籍」を選んでいるので、この日(2018年9月16日)試験を受けた人のうち、日本国籍の人と自分の成績との比較という事になります。
グラフの部分は文字化けして「□」になっちゃってるけど、これは多分、赤が自分の点数、青が日本国籍の人の平均点という事ですな。平均点は182点なので、分布が平均的なピラミッド型だとするなら、約半数の人は合格しているという感じでしょうかね。

そして下表、青字は私の受けた試験会場(上海の某語学学校)の平均点です。

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うへぇ、合計点が213点、そして作文の平均点が80点近いとは!!すげぇ。
作文なんて、日本人の平均が59点ほどだと考えると20点も高いです。語学学校が試験会場だからかなぁ? 理由は分かりませんが、私は全然平均に足りてないです。

このように、「全球」(全世界ですな)とか、年度平均とかもきちんと表示されます。
結果を見ると、日本人でよく言われる「読解は得意」とか、確かにそういう傾向はあるかもだけど、この回だけで見るとたった3点ほどの差なので、意外と差がないですねぇ。

私個人は、リスニングが強いな。まあ前からほんのりそう思ってたけど、日本人の平均点とかと比べると相当強いです。
読解は、まぁこの日の試験は明らかに全然分からない問題があったので(並び替えで一気に5問落としたかもしれない・・・)、もう一度ぐらい受けてみて結果を見てみたい気はします。(負けっぱなしが嫌なだけw)

ではでは気を取り直して、さらに1年ほど前に受けた5級の時の結果も晒してみます。
(これは2017の試験ですが、普通に見れた。)

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この青字は、上記6級の時と全く同じ試験会場なのですが、この会場、やはり作文が異様に強い!平均が94点てどういうこと・・・。もはや「すごい」を通り越して意味が分からない。。私が85点で足を引っ張ってる状態なので、100点とか叩き出してる人がいるってことなんでしょうか・・・??対策をガチガチでやってたとしても、すごすぎです。
確かこの時の試験では100点満点の人はいなくて99点の人が最高だったはずなので(成績証明書に書いてたと思う)、ここの試験会場に99点君がいたかもしれない。

そして下記青字は日本人。

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んー、やっぱり作文弱いな日本人。そしてリスニングと読解もさして差がないという、6級の時と似た結果ですなー。ちなみにこの試験日の全世界の作文の平均点は75点程だよ。平均で15点も低いなんて、日本人は何をやってんの。いや、私もその中の一人だけどさ。なんだか悔しいんですけど!

ついでに、「日本人は読解が得意」という認識も改めた方がいいかもしれない。まぁ見てるのが2回分だけだから断言はできないけど。

私個人的には、若干リスニングが得意で、作文がだめ、という結論ですなぁ。
作文は、毎回試験会場の中での平均以下な訳ですし、ちょっと弱過ぎかも。まぁそこだけすごく日本人的なんだけど。
なんとなくだけど、文脈のつながりのロジックとかをもっときっちり表現できるようにならないとだめなのかなぁという気はするんだけど、なぜ世界平均と日本平均がこんなにかけ離れてるのかは気になる。外人がやっていて日本人がやってない勉強法とかあるのかなぁ???もしくは、作文になった途端に母語である日本語の影響を受けまくる、とかあり得るのかなぁ??うーん。。
テスト対策的なことはおいておいて、作文の能力ってロジカルに分かりやすく話せるかどうかに直結してるような気もするし、もうちょっと上げていきたいところです。
本を読む、とかでは足りないのかな・・・。文章の要約練習とかしてみるか?

まぁ個人的な課題は多々ありますが、試験を受けた事のある人はネットで見てみると面白いと思いますー。

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あっ・・・そういえば、日本で試験を受けた人がログインできるかどうかは知らないや。