ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

電子書籍リーダー「当当云阅读」レビュー

本日は久々にアプリのご紹介。
書籍販売で有名な「当当」アプリと、その電子書籍リーダーの「当当云阅读」。

当当-购物享当当,首单减10元

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当当云阅读-有价值的阅读

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当当网は、もともとは書籍販売で有名だったサイトなんだけど(と思う)、今は総合的になんでも売ってる。ま、日本で言うアマゾン的な感じ。(中国アマゾンもあるけど、こちらは、もともと中国にあったネット販売サイトをアマゾンが買い取って、亚马逊の名前になったので、アマゾンが1から開発して広めた訳ではない)
当当の本家アプリは、まぁ言ってみればただの買い物サイトなんだけど、電子書籍版がある本に関してはリンクがあって、電子書籍購入もできるのです。(日本の、アマゾンとKindle電子書籍の関係と同じ)
日本での「Kindle用の電子書籍リーダー」にあたるのが、「当当云阅读」という訳ですな。

最近紅楼夢にハマりすぎた私は、簡単バージョンでは物足りなくなり、ネットでつらつらあらすじを見たり、本格的な書籍を物色したりしてるうちに、小中学性向けの本に行き着いて、そのまま電子書籍版を購入してしまったのでした。だって4.2元だったんだもの!・・・これにさらに何かの割引があって、支払ったのはたったの2.1元だ!!日本円換算で、ざっと30円ぐらいか。いいんですか?って感じだけど。

中国の本って、そもそもすごく安いんだけど(本の質も悪いので、まぁそんなもんかな、とも思う)、電子書籍はもう「これでもか!」という程安い。いいよなぁ。日本の電子書籍なんてアホみたいに高いと思う。紙より100円安いだけとか、読者をバカにしてるよな。

中国にもKindleはあるんだけど、最近全く中国アマゾンを使ってなかったせいで、検討もしなかった。(というか、ほぼ存在を忘れていた・・・)

というわけで、当当が使い物になるなら、今後も中国語の電子書籍は当当でいいかな、というテストも含めて当当。

さて、問題の使い心地ですが、、、これ当たりかも!!!(当当だけに!くくっ)
開くとこんな感じ。↓(ちょっと放置したら見たこともない本のサンプルがいっぱい勝手に並んでたりもしたけど、まぁ自分でも整理できたので良かった)

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本文はこんな感じどす。(携帯で見た場合)↓

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今回、なるべく注釈の多いバージョンを選んで買ってみたんだけど、注釈もタップですぐに見れて分かりやすい。

そしてそして、超素敵なのが、文字を選ぶだけで内蔵辞書とするっとリンクして意味を調べられる事。↓こんな感じ。

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内蔵で出てこない分は、すかさずネットに飛べる。

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「有道」とかいうサービスとか、百度とかと連動できて、ほいほい単語を調べられる。
調べた単語は本の中にメモのように記録できる。こんな感じ↓

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ピンク線の部分は今回私が自分で登録した単語。
紙のバージョンならめんどくさくて読み流していた知らない単語も、これなら気軽に調べられて気分もスッキリ!
リンクしている辞書で出てこなくて、別の辞書アプリなんかを使って調べた場合も、文中の単語に「メモ帳」としてコピペして、注釈として出すようにできる。
気になる部分は、下線(5色から選べる)を引いたりもできる。
残念なのは、ただの下線と、注釈のようなメモが、一つの「メモ帳」で一緒くたになってしまう事。色分けで分類できたりしたらいいのになぁ。(例えば、人名には青線を引いて、人名事典のようにするとかさ。何百人も登場人物がいるような本を読むのは大変なのだよ・・・)

今回、携帯(iPhone)と、アンドロイドタブレットの両方にアプリを入れてみたんだけど、Kindleアプリと同じように、別機材で読み勧めた分もお知らせが入る。(●●ページまで読んでましたが、そこに飛びますか?的な)

ただ、付けた注釈は別機材には同期できないっぽいのが少し残念。。(´・ω・`)
あっちで読んだりこっちで読んだりするとメモがまとまらないので、機材を絞る方が美しいかもしれない。
そしてそして、収集した単語は、なんとエバーノートに出力可能なようです!まだ試せてないんだけど、とりあえず出力前画面はこんな感じ。↓

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一番下が出力用ボタン。
うまく出力連動できれば、調べた単語で独自の単語帳が作れてしまうんだぜ。
すごい!キンドルとかもこういう機能はあるのかな?(単語を調べる事はできるのは知ってるけど、出力とかできるのか??)

まだ2日程しか使ってないけど、とりあえずすごくいいです。ちょっと世界が変わりそうな予感。
興味ある人はお試しあれ!

あ、でも日本からだとどうやって支払うのか知らないや・・・。
紙の書籍は普通に海外通販的に購入している人もいるみたいだし、多分電子書籍も買えると思うんだけど、安い本から試してみる方が安全かもです。