ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

レビュー: 「エクスワード 中国語モデル XD-Y7300」

アプリのレビューに引き続き、電子辞書のレビュー。(愚痴連投!!)

カシオ 電子辞書 エクスワード 中国語モデル XD-Y7300WE ホワイト コンテンツ100
 

私にとっては2台目の電子辞書です。なので、初めての人のように「紙の辞書より使いやす~い」とかいう甘い事は言いませんので。

(ここからしばらく与太話なので、レビューだけ読みたい人は、青字を飛ばして黒字のところを読むといいよ。)

私が以前使っていた電子辞書は、10年ぐらい前に買ったんだと思うんだけど、セイコーインスツル(以下SIIと表記)の中国語モデル。(これに、スペイン語の辞書を挿して、スペイン語メインで使っていた)
SIIの辞書は、当時、マニア(?)の中では一押しのメーカーで、ウリは、複数辞書の「串刺し検索」。つまり、一括で、全辞書の「用例」を検索できたのです。(微妙にうろ覚えだけど、確かできたと思う)。
というわけで、相当良い電子辞書だったんだけど、いかんせん起動が遅かったのと(毎回2秒ぐらいかかる)、液晶のバックライトがなかったのがちょっと勿体無かった。(とにかく、ちょっとでも薄暗い環境だとすごく見にくかった)

・・・あれ?いきなり別商品のレビューしてますが(ぉぃ)、時は過ぎ・・・SIIは電子辞書事業の収益悪化に伴い、電子辞書事業から撤退してしまいました。。(物は良かったのに。売り方が下手だったんだろうなぁと思うよ)
で、いつの間にやら、シャープやらキャノンやらも、中国語からはほぼ手を引いてしまいました。(と言って良いと思う)

実は私個人は、実は5年ほど前にも一度、電子辞書を買おうかと思って家電量販店まで足を運んだ事があるんだけど、店員に「中国語の用例の串刺し検索ができる機種はない!」と断言されてしまい、そのまま何年も携帯の辞書アプリでお茶を濁していた訳です。
・・・っていやいや、むしろ、携帯の辞書アプリ最高だったんだよ、昨日までは!!!用例検索もさくさくできたし、持ち歩きも携帯だから超便利だし、普通に手書き入力もできるし、むしろ最高やん!(それが改悪された件は、この記事参照)

で、今まともな中国語辞書を探そうとすると、ほぼカシオ一択な訳だし、中日辞典の中で一番語彙数の多い中日大辞典第三版も入ってるし、普通に「例文検索」なる機能も搭載されてたし、多少はネットで調べたけど、ほぼ迷う事もなくカシオのモデルを買った訳です。
が、すっげー大きな落とし穴があった・・・。

ではでは、気を取り直して、ここから本格的にレビュー。(という名の愚痴)

■1 泣きたくなるほどうざい「例文検索」。
・・・例文検索、すげー便利そうでしょ?なんとなんと、皆のために、英文を検索してくれちゃうよ!
中国語モデルなのに、「例文検索」という見出しから検索すると、英文を検索します。(2回書いた(笑))
そして、中国語の例文検索はできません
・・・作った人は一体何を考えてるんだろうねぇ・・・。絶対中国語に興味ない人だと思うわ。

■2 「中国語」という項目からピンインを打っても漢字に変換されません
そういうもの???携帯になれてる私がダメなんですかね?まぁ調べる事はできるので、致命的ではないけど、そもそも文字が分かってるのに、他の同音異義語もずらーっと並んじゃうんで、使い勝手がすこぶる悪いです。音だけ分かってる状況って普通そんなにないでしょ?口語で聞いてていきなり辞書引く状況ってある?少ないと思うわ。一般的には漢字も分かってるでしょうよ。だから、いきなり漢字を選べる方が絶対に速い。
同じ単語で他の辞書も一気に検索しようとすると、一度全部の同音異義語を表示させてから、ジャンプ検索するしかないという・・・。これ、あかん仕様でしょ。

■3 大期待だった中日大辞典、実は用例がすっごく少ない
用例が全然載ってない・・・。載ってるの、意味だけかよ。。。うーん、意味だけ分かってもなぁ・・・。

■4 中日・日中辞典の例文が別メニュー
中日大辞典では、説明と一緒に例文も表示されるけど、中日日中辞典では、例文を見るためにわざわざ「用例」と書いてあるところを押さないといけない!!しかも、用例ボタンがないせいで、一々手を画面上まで移動させてそこをタップしないと用例が表示されない!・・・はっきり言って超めんどい!!!それなら同じ辞書で携帯版が出てるんだし、そっちの方が全然まし。(携帯版では、ずらーっと用例も一気に表示されるので、スクロールするだけで意味も用例もすべて見れる。)
そして、一度用例が表示された後は、何故か突然画面が上下二分割になるという一貫性のない謎UI。それならずっと二分割しておけよ、と思ってしまう。そしてUIの設定はできない。なんなん?
これなら携帯版の方が使い勝手がいいやん。(しかも、携帯版は第3版にアップデートされちゃったから、むしろ携帯版の方が最新!!うわー、電子辞書形無し!)
あー、もしかして、用例見ずに意味だけ知りたい人がいるっていう想定でこういう仕様になってるんかな???

■5 キーボード押しにくい
キーボードの反応が悪いせいで、しょっちゅう押せてない文字があって、修正してばっかり。うざいです。この型番だけの特徴なんかなぁ・・・。一つの単語を押しミスなしで打てることってほとんどないぐらい押しにくいキーボード。最近は、すっげー指に力を込めてから押すようになった・・・。PC程がんがん押さないからまだいいけど、結構酷い。
そういえば、昔SIIの電子辞書を使ってた頃、ウリの一つとして「カイテキー」なるキーがあったんだけど、その頃はカイテキーの優位性に全然気付いてなかったんだわ。普通に打てるのが当たり前と思ってたし。
今回この電子辞書を買って、初めてカイテキーが快適だった事が分かった。(くくく、オヤジギャグも間にかました。いや名前からしてギャグだから仕方ない)
それにしても、SIIがいかに真面目に電子辞書を作ってたのか、今更だけどよく分かったわ。エクスワードでは毎日毎日文字を打ち直してばっかり。ため息。

■6  履歴がめっちゃ分かりにくい!

検索履歴の存在に気づくまで何日も掛かってしまった。
何故かと言うと、履歴ボタンを押しても全然履歴が表示されないから!!!
どうやって表示するかというと、なんと、辞書をひとつ選んでから履歴ボタンを押すんだわ。何その仕様・・・。どの辞書で調べたかなんていちいち見てねーわ!一括で履歴出せや。

■7  ジャンプ機能が使いにくい

シフトキーがある割に、文字の選択範囲をキーボードだけで広げられないので(移動はできる)、結局スクリーンをタッチして言葉を選ばないといけないため、かなり選びづらい。液晶の反応が悪いんだよな。付属のペンを使えばいいんだろうけど、いちいちそんな物出してられんよ。。私は最近爪を使ってるけど、選択に毎回一回は失敗してる気がする。

・・・おっと・・・気づいたらダメな点ばっかり書いてた!危ない危ない。
落ち着こう。きっとこの子にもいいところがあるはず!

 

・・・。

 

・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

あ!中英とか中中とかの辞書がオフラインですぐに見れるのは、やっぱりいい!
辞書の数が多くて、ジャンプしていけるのはやっぱり電子辞書ならではだよね。いや、って、他のメーカーの電子辞書も勿論できる筈だけど。
辞書の多さ?まぁそれはあるかなぁ。。中日日中の新語版も入ってるし、その辺はやっぱいいよね。
うーん、他には・・・液晶も超荒くて中国語には全然向いてないし、思いつかないんだなぁ、他に良い点。
気になる人はアマゾンとかのレビューを見てみたらいいよ。誰かが褒めてると思うから。(「紙の辞書よりいいですね!」とかさ。)

では、結論。
これを人に薦めるかどうかでいうなら、すっげー微妙。。。他に選択肢がないからなぁ。あ、ちなみに私が買ったのは1年古いモデルなので、最新モデル↓だとキーボードタッチとかが少し違う可能性はあります。でも中身は大差ないよ。(それに多分、この設計思想を見る限り、最新モデルも同じキータッチだと思う。設計に全然愛が感じられないもん。やっつけ仕事なのが丸わかりだから、今シーズンのモデルもちょこっとプラスチック部分の色とかを変えて、違うアピールしてるだけだと思うわ。)

カシオ計算機 電子辞書 EX-word XD-G7300RD 中国語

カシオ計算機 電子辞書 EX-word XD-G7300RD 中国語

 

もし急いでないなら、多分次のモデルが2018の2月に出そうだから(パターン的に)、そのモデルを見てみてからの方がいいんじゃないかな?
もしかしたら小学館の中日・日中が第3版になるかもしれないから。

ところでここから本格的な愚痴ですけど。(まだ言うかw)
つーかさ、カシオって、何で一強なの?売り方がうまかったの?
設計思想が全然いけてないのに、超不思議。競合相手がいないからって手を抜いてるんかな。いらないコンテンツばっか入れて値段をあげようとしてるのがミエミエでさ。英語のキクタン入れるなら、中国語のキクタン入れてくれよってほんと思う。何でそういうことするかねぇ。。。安上がりだからだろうけど、ほんと、第二外国語をバカにしてるというか何というか・・・。
全然使う人の気持ち分かってない??というか、考えた事もないんだろうなぁ。儲け主義って奴ですかねぇ。こういう、全く愛の感じられない製品を平気で世に出す奴らは嫌いだ。・・・買ったけど。

そんな訳で、私は今もSIIを愛しています。(前使ってた奴は親にあげちゃったけど、やっぱり今度返してもらおう(笑))
カシオを愛す日は多分当分来ないなぁ。使うけど。

こんな文章を書いてみて思うのは、やっぱブログなんて、小さく細くやるのがいいなってこと。大勢の人が見るようなブログでは尖った文章を書けないよね。