ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

AnkiMobileファーストインプレッション

前の記事で予告した通り、最近Ankiで勉強しています。
すごいよ!
まだ始めて数日なので、評価できる段階ではないと思うんだけど、どうしても一度レビューしたいと思ってしまう程度にすごい。
大人になってからこのアプリに出会った多くの人は、「あぁこれが学生の頃にあれば!!」と思ったと思う。もちろん私も思ったw

そもそもAnkiって何なの?という話なんだけど、簡単に言うと、暗記用ソフト。名前の通り。(日本人が開発したソフトではないと思うんだけどなぜかAnki。Ankiっていう単語ってTsunamiみたいに世界の言葉になってんのかな?)
パソコン版とスマホ版があって、自分で学習素材を作ったり、ネットに公開されている学習素材をダウンロードして勉強したりできる。
説明しだすと長くなるので、詳しくはググるか、パソコン版をダウンロードして試してみて欲しい。(パソコン版は無料)
こちらはIphone版。↓

AnkiMobile Flashcards

AnkiMobile Flashcards

  • Ankitects Pty Ltd
  • 教育
  • ¥3,060

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このように各種記録が残るので、私のような記録好きにはなかなか楽しい。(だからどうってことでもないんだけど、「こんだけ頑張った!」って思える感じ?w)

それにしてもどうなんだろう、日本人で外国語を勉強してる人でAnkiを使ってる人というのは多いんだろうか?使い方なんかを検索すると、思ったほどは情報が出てこないんだよね。本家のHPの説明が英語で、ぐぐるとすぐに英語圏に飛ばされるせいで日本人には敷居が高いとか???
もちろん日本人でもこのアプリをネットで紹介してる人は何人もいるので、最低限の使い方はすぐに分かるんだけど、少し複雑な事をやろうとすると、なんだか日本語での情報が少なくて行き詰まってしまう。
例えば、私は今、携帯に搭載されている、文字から音声を読み上げさせる機能を使って、登録した回答の文章を音声出力させる、という事をやりたいんだけど、なかなかに難しい。(一応成功はしたんだけど、スペイン語を日本語読みで読み上げてくれるので、使い物にならないものであった・・・w)
HTMLやcssを昔いじっていた経験があるので、「あ〜この部分でこういう事を指定してるんだなー」とかはほんのり分かるんだけど、具体的に修正しようとするとやはりいろいろ難しい。
今日試していた音声のテスト以外にも、ネットで拾ってきた良質な単語素材が、なぜかエラーが出て使えないので、エラー部分を修正したら、今度は必要なデータの一部まで表示されなくなった、とかさ。デバッグや修正に時間を取られすぎている感が否めない。
カスタマイズが相当できるせいで、「あれもしたい」「これもしたい」と考えてしまう自分の要求が高すぎなのか。
単に「文章を登録して、タップしたら回答が表示される」というだけなら簡単なんだけど、その使い方ならもっと安い他アプリでいいような気もするところが悩ましい。
無料でもたくさん類似ソフトはあり、(Anki何々とか、何々Ankiとかいっぱいあるよ!w)
実際、私もAnkiMobileの購入前にはいくつか試したし、使い勝手を見て相性で決めたらいいんじゃないかな。
ちなみに、AnkiのIphoneアプリ(AnkiMobile)は携帯アプリとしてはかなりお高い。今の時点で3060円!!そしてアンドロイド版、PC版共に無料という・・・。Iphoneユーザーいじめである。。

ところで私は、実はかなり前にパソコン版を使っていた事があるんだけど、その時は全然長続きしなかった。
今思うと続かなかった大きな理由は2つあって、1つはボキャビルに対するアレルギーがかなり強いこと。もう一つは、携帯版を買ってなかったので、パソコン版をいちいち開くのが面倒になってしまったことだと思う。
今回改めて始めてみてなんとなく続けられそうに感じているのは、その2つをクリアしたから。
1つ目の、ボキャビルアレルギーについては、今回私はボキャビルメインではなく、瞬間西作文(誰かが森沢先生の「瞬間英作文」をもじって作った造語と思われるが、時々ネットで見かけるので、私も今後この名称を使わせてもらうw)をやるつもりなので、使用目的が「単語の暗記がメインではない」ということ。・・・これならアレルギーを起こさずに続けられるかも、という淡い期待を持っているw

2つ目の「パソコン版はちょっとめんどくさい」の問題の方は、既に携帯版を買って、いつでもどこでも勉強できるという携帯版の利点を確認したから。

今の私はまだ効果を語れる段階ではないけど、感覚的にはすごく脳に刺激が入るのが分かるし、これを続けたらどれぐらい効果が出るか、なかなか楽しみだったりする。
多分年単位で続けないとダメなんだろうけど。(語学って辛い!)
10分とかで終わってしまうと、「もっとやりたい!」とか思うあたり、相当ゲーム感覚で楽しめている感じがする。この楽しさが続くといいなぁ。

と言うわけで、スペイン語については、しばらくはラジオスペイン語講座で音読と基本の勉強し直し+Ankiでの瞬間西作文の二本立てで数ヶ月やってみようと思う。
瞬間西作文はラジオ講座ででてきた基本文法の例文と、東京外大で公開されている文法項目の2つのセットで。
これをしばらくやれば、基本の文法はとりあえずざっくり理解できて、少し運用できるようになって来るんじゃないかな。
文法の練習をやりながら、基本語彙の習得もついでに。

そうそう、基本語彙かどうかの基準については、とりあえず今自分が中国語で即座に言えるかどうかで判断する事にした。
(なので「原子力発電所がどーの」とかいう東京外大の例文は却下済みwwwスペイン人と原子力発電所について討論する可能性は、私の一生には多分ないんじゃないかなぁとも思うし。なんで入門レベルの例文にそんな単語を入れようと思ったのか、思想が謎すぎる)

ところで瞬間西作文について。
瞬間中作文はほぼやってない私が、今回瞬間西作文から始めようとしている理由は、スペイン語は動詞の変化がものすごく多いため(英語のam are is were wasみたいなやつ。全ての動詞が現在形だけでも6つ、時制を含めると恐ろしい数になる)、単語の基本形を覚えただけでは全く使い物にならないので、動詞や関連する名詞形容詞等を変化させて運用できるようになる訓練が必要だと思ったから。
外国語って、第一外国語がそこそこものになると、他の外国語の習得の道筋が見える部分があるように感じる事もあるんだけど、どうやら全く同じ方法では無理な気がするので、おそらく言語の特性ごとに勉強方法を若干調整する必要があるんじゃないかな。
私の場合、「音読がメインである」という部分は多分揺るがないけど、他の補強学習については、比率がスペイン語と中国語では変わってくる感じ。