ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

コーヒーブログ2023−2 タイムモアの話

では前回に引き続き、コーヒーブログでございます。
今回はミルについてもっと詳しく書きたいと思います!(詳しくとかやばいんじゃ・・・。どこまで書く気だ)

まず、今回のミルは私にとって3台目。
最初は何も考えてなかったので、25元とか(500円ぐらい?)のよく分からない中国製の粗悪品を平気で買ってました!!まぁ安いとやっぱ気軽だよねwww
すぐに捨てたので写真もないけど、ハリオの丸こいやつのパクリ製品でした。
使ってみてすぐに「なんだこりゃ〜!!」となったので、もう少しまともなものを、と思い、見つけたのがタイムモアのG1。(写真右側。本日のアマゾン価格では3万6千円という驚きの値段になってたけど、当時は日本では2万円代だったと記憶しているので、今は過去モデルで在庫がない関係で逆に値段が上がってるのかなぁと想像。後継モデルの現行機G3だと2万円ちょっと。)
25元スタートなのから分かる通り、実は私はミルや挽きに何らかのこだわりがあった訳では全くない。
日本に住んでいた頃は豆を買う時にいつもその場で挽いてもらって購入していたので、日本ではミルを買おうなんて考えた事もなかったのです。
けど、中国では、豆を選んでその場で挽いてくれるような店が、少なくとも当時の近場では見つからず、コロナで日本に帰るのもままならなくなって、とうとう自分で挽く事を考え始めたというのが最初のきっかけ。(今なら、ネットで注文すれば、挽目を選んでの注文で、すぐに挽いて送ってくれる店もたくさんあります)

そもそも中国でのコーヒーの歴史は日本と比較にならないぐらい浅いので、まぁいろいろやっぱり全体的な成熟度としては違う訳です。
例えば20年ほど前に私が初めて中国に来た頃は、コーヒーを飲む同僚はほとんどいなかったぐらい。その後スタバが高級路線でブレークして、若い人がコーヒーを飲むようになり、今では街には普通にコーヒー屋が溢れてるわけですがwww それでもやっぱり、若い世代でも日常的にコーヒーを飲む人の割合は日本よりかなり低いと思います。
日本だと70歳とか80歳とかの世代でもコーヒー好きは結構いると思うけど、中国だとコーヒーを飲むのは中年以下の世代かなぁというイメージ。
ちなみにだけど、中国のスタバは、高いくせに味がものすごく安定しないので、私は全然好きじゃないです。(今のレートで換算すると、日本円換算で1杯600円以上かな)
美味しい時はびっくりするぐらい美味しいんだけど、まずい時は1口飲んで捨てるレベルのを出してくる。(誇張ではない。私は実際に1口以上飲む事ができずに捨てた事がある)店舗によって味にばらつきがあるのではなく、同じ店舗でもそれぐらいの差があるのがひどすぎる。コーヒーを飲む中国人の中でも、「スタバは嫌い」という人は多いです。主に値段の原因でw
ちなみに、スタバと同じようなチェーン店で、数年前から店が爆発的に増えた「瑞幸咖啡」というコーヒー屋があるんだけど、そちらの味はものすごく安定していたりします。めちゃくちゃ美味しい訳ではないけど、違う店舗でも、いつ買っても、ちゃんと同じ味。多分社内教育とかマニュアルがちゃんとしてるんだろうなぁと思う。
味は、そんなにはっとするようなきらびやかな味ではなく、ロブスターが結構入ってるんじゃないかなぁと思わせるどっしりした味。悪く言うとちょっとしたエグみもあるんだけど、とにかく安定していつも同じまぁまぁの味で、そんなに高くないのが良い!

・・・やべー。詳しく書こうとか、やっぱやばすぎる。。どこまでも横道それてしまう。

話を強引にタイムモアに戻します!!!

私が持っていたG1は、当時のタイムモアの最上位機種(多分)。
その頃のタイムモアは、私の記憶が正しければ、ナノという容量の小さいモデルか、G1シリーズしか展開がなく、ナノは名前の通りめっちゃチビッコで、1度で挽ける量がたった15グラムだったので、モカエキスプレスの3杯用とか4杯用を日常使いする私の場合は、必然的に大きめサイズのG1という選択になったのでした。
・・・というわけで、ここでも別に高級路線を目指してG1に行き着いた訳ではなく、単に容量の問題で選んだに過ぎません。中国現地生産なお陰で、同じクオリティで日本の販売価格の半分ぐらいだったし!w
ちなみに、私のG1はステンレスの刃をチタンコーティングしたモデル。当時は「チタン?!なんか知らんけどステンレスよりすごそう!」とか思ってましたw 色も金でゴージャスなのよ!

この左のがG1の刃。良いか悪いかはともかく、ゴージャスではあるww
・・・まぁでも、最近Youtubeを見まくった限りでは、「普通にステンレスでええねん」という意見もあったので、ステンレスの上位互換とはいい切れないのかもしれないです。チタンで厚塗りになった分だけ設定よりも挽目が細くなってしまうのが問題らしく、ステンレスの同モデルと同じクリック数では全然結果が変わっちゃうらしい。これを最近知って、自分的にはめっちゃ納得でした!挽目、なんかおかしいと思ってたんだよ・・・。私の感覚は正しかったのだ。
挽目問題はともかく、ステンレスよりも長持ちはしそうな「気」はするね。

さて、G1の世代からしばらくして、タイムモアはC2という商品を出したんだけど、これが大ヒット!(したらしい)
C2の何がすごかったかというと、刃は上位機種の物をそのまま流用したので、切れ味は上位機種そのままに、内部構造や素材を工夫することで、日本での1万円以内という価格帯に収めた、というコスパの良さがすごかった、らしい。(本日のアマゾンの価格で7980円。)
・・・この辺は、コーヒー系Youtuberの皆さんからの受け売りの知識なので、「らしい」ばかりです。すみませんw
C2の刃は、映像で見る限り、私の持っているG1の刃とものすごく似た形状だったので、刃は初期のG1(ステンレス版)を流用しているんじゃないかなぁと勝手に想像しております。(後継のG1plusという機種は、また別の形状)
まぁXシリーズというのもその後に出ているので、そっちかもしれないけど。

で、私が今回買ったのは、C2のさらに後継機種にあたるC3、の最新モデルのC3s。
(やっとC3まで来た!)

とにかく色がかわゆいです!!はっきり言って、最高です!!今中国では黒とこのグリーンの2色で展開されてるんだけど、私的にはグリーン一択です!

機能的には、C3sというモデルは、C3ベースで、本体の内部部品がプラスチックではなく全部金属製にアップグレードしたタイプ。つまり、廉価モデルの中の上位モデルなので、むしろ上位モデルが外観デザインだけC2を踏襲??みたいな???
・・・だいぶ、ややこしいですね?着いてこれてますか???大丈夫??
そして、このグリーンは中国本土でもC3s以上のモデルでの色展開なので、ムジルシのC3だとこの色はないです。C3sとC3espのみです。
・・・はい、新しい型番来ましたー!「espって何よ?」っていうね。。espは日本では多分まだ販売されてないんじゃないかなぁ。構造はほぼC3sで、ネジ部分の精度を上げてあるバージョンです。C3のネジは結構クリックの間隔が広い、つまり、10クリックと11クリックで、粒度がかなり変わります。その辺のコントロールをシビアにしたのがesp版です。簡単に言うと、普通のが10、11、12・・・という選択肢しかないのに対し、espだと10.3とか10.5を設定できる、みたいな感じ。

それでは内部構造を少し見てみましょう。
G1とC3sのハンドルを取って上から見るとこんな感じ。

C3ムジルシは、この中の軸を支える構造体がプラスチックなので、内部に支えがいっぱいあります。(興味ある人はググってね。)
C3sはG1と同じく内部も金属なので、すっきりした構造だし、おそらく軸の安定度もプラ版より上なんじゃないかなぁと思う。そして、内部空間は明らかに大きいので、豆も多く入るし、掃除もし易い、という感じ。
なので、もし「C3かC3sで迷ってます」と相談されたら、私なら断然C3sを推します。

では、実際の使用感について。
本日のファーストインプレッションとしては、
えっとね、
「あ・・・れ・・・?G1の方がよくね??」
でした・・・・・・。
ま じ か よ。。Orz。
なんだろう、C3sはちょこちょこ引っかかるんだよね。もちろんちゃんと挽けるんだけど。
いや、いいのよ・・・。アタチ平気。
私は自分で自分を納得させるのが得意なのだ!まかせろ。

G1は3年前のモデルとはいえ、確か当時の上位機種で、値段もC3の倍近くしている。上位機種はやっぱり3年経っても廉価版には負けない、という事なのかもしれないし。
それに!C3sは見た目が最高だもの!誰が言ったか忘れたけど、可愛いはやっぱり正義なのだ!!!置いとくだけでも満足感が得られる一品なのだよ!!多少切れ味が悪くてもいいのだよ!
・・・ま、ほんのちょっとした感覚的な話だし、まだまだ数回挽いただけなので、引き続き今後も検証してまいります。

そして、一応粒度の比較なんかもしております。
こんな感じ。

粒度の分布を調べるとかそんな高尚な話ではなく(そういうのはYoutubeにいっぱい出てますので、そちらをご覧くださいw)、単に適正クリック数を確かめたかったのが目的。
G1は説明書のクリック数と実際の粒度が全然合致しなかったから、確認のために比較したんだけど、C3sはほぼ説明書通りでした!

エスプレッソが7−8クリック、ドリップだと13−16と書いてあるので、今日10クリックぐらいで中細だなと思ったのはほぼその通りと言えましょう。説明書がちゃんと目安になるというのはありがたい!w

ま、私は現状モカポットしか使わないし、そこまで味の精度を求めないので(味にうるさい割に、幅広く何でもいける人ww)、大体のクリック数が決まればそれでずっと使えばいいかなって感じです。
10クリックではブリッカにはちょっと細かいかなぁという感じだったので、明日は11でやってみる。

あとは、使用後に分解して、一応中も見てみました。

刃はこのように丈夫に切れ目が入った6枚刃です。いいねぇ。
G1の刃は上部の切れ込みがなくてもっとツルッとした5枚刃なので、この辺から挽きの感触の差は出てくるだろうと思われます。
内部の部品は、ちょこちょこ「あぁ、ここらへんが廉価版だな」と思う部分はあります。挽目を調整するネジとかは見るからに違う。多分G1がステンレスで、C3Sはアルミかな。でもちゃんと回るし、支障はない。

さてさて肝心の味についてです。

・・・・・・。
えっとね、今日は感想なしでお願いします!!!!!

いや、味はめっちゃ変わったのよ。・・・ダメな方向に!愕然とするぐらいに!!ガビンOrz
でも、グラインダーも変えて、モカポットも変えて、豆も最近変えて、粒度も変えたところなので、まだどこが原因なのか、全く判断できないのですよ!!!まぁ多分全部なんだけど・・・。新しいモカポットは火加減とかも全然まだ分かってないしなー。
粒度細かめで、圧力が強く掛かって変な味になった、って感じかなぁとは想像してるんだけど。まぁ先週末飲んだ美味しいコーヒーとは全く別物でした!(嫌すぎる・・・)
エイジング的な問題かもだし。(モカポットは、新品より使い込んだ物の方が味が良いと言われております)
ずっと使ってるモカエキスプレスの方でやれば、もうちょっと簡単にミルによる味の比較もできるんだけど、今は新しいブリッカをもっと使い込みたいので、明日もブリッカ!
明日はG1に戻してブリッカを試そうかなぁ。全部変更はやっぱり未知すぎる。
そして、ミル一個でここまで長文を書ける自分が怖いです。
ブリッカ書き終われるんかな・・・。