ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

中国語考察

久々、中国語について最近思うことを書いてみる。

・「斤」と「公斤」

最近Twitterで、日本在住の中国語の先生(日本人)が、「中国では今でも若者も斤を使うのだろうか?」とつぶやいておられた。(ちなみにその先生は、日本人の中ではトップクラスに発音がうまくて、いつか発音矯正を受けてみたいと思っている先生の中の一人だ。)
誰も返信を付けていなかったので、私の知る限りの状況を返信させて頂いたのだが、せっかくなのでこちらでも共有。
体重を語る時、中国では今でも普通に「斤」が標準です。公斤も通じるけど、公斤で話すと何ならこんな感じになったりする。
「我隔离的时候瘦了5公斤」
「5公斤不是10斤吗!瘦了那么多!?」
わざわざ変換されとるがなww
というわけで、やはり中国では今でも斤が標準なんだけど、私は10年近く中国に住んだ今でも今だにこれには慣れなくて、頭の中で変換が必要なので、反応が少し遅れる。。
「你有100斤吗」(50キロある?)とか言われると、つい頭の中で「100て!!!」とか一瞬思ってしまうのだ。

 

重ね言葉
最近自分が重ね言葉を使ってる事に気づいた。「奇奇怪怪」とか「干干净净」とかそういうの。
文法的には昔から知ってたけど、教科書内でそんなに出てくるものではないし、がっつり練習した記憶もないので、実生活で身についたんだろうなぁと思う。
書いてて気づいたけど、こういうふうに重ねる時、よく「的」が後ろにくっつく。
たとえば「奇奇怪怪」「干干净净」の例だと、使う時は「奇奇怪怪的」「干干净净的」で言う事が多い。理由はわからないけど、「的」がないとなんか足りない変な感じがする。でも文法はよく分からないのでもしかしたら「的」のつかない言い方もあるかも??

・少不了

これは自分が話している時に口をついて出てきた言葉なんだけど、何だか自分でも思わず「中国語らしい言い回しを使えるようになったなぁ」と感慨深かった。
日本語からの翻訳だとなかなかこういう言い回しにならないと思うから。(そうでもない??)
使い方としてはこう。
「这个活是少不了的」
意味は「この仕事は減らす事ができない」で、大量の仕事の効率化とかを検討している時とかに使える。
類似の言い回しで「省不了」とかもある。状況によっては「省」の方がいいかな。
ちなみに、「活」は「仕事」の意味だけど、これも教科書だけの勉強だとあまり出てこないんじゃないかな?実生活(口語)では人によってかなり使う。一般的によく使う「工作」とはちょっとだけニュアンス違うように思う。ほぼほぼイコールで言い換えれるんだけど、もっと口語だし、それ以外に、なんだろう、少〜〜しだけ「作業」の意味が強いかなぁ。今辞書を見たんだけど、やっぱりそういう雰囲気があると思う。
「干活」と「工作」のニュアンスの差か。

あとかなり口語的な言い回しで私が気に入っている(なぜw)言葉に「头」(リーダー)というのもある。まぁ日本語の頭とか英語のheadとかも似たような意味があるから、万国共通か。
「你们的头是他吗?」(君らのボスは彼?)とか言えます。

・强

「すごい」の意味で中国人がよく使う言葉。
日本人的には「すごい」って言いたい時はまずは「厉害」が第一選択肢だと思うんだけど(私はすぐに厉害と言ってしまう)、中国語的には他にもたくさん言い方があって、「强」の方がよく使われてるかもしれない。
・・・多分、「能力が高い」の意味での「すごい」の時かな。
例。今日私がツイッターで見かけて思わず同僚にシェアした動画があるんだけど、それを見た中国人が「它很强!!」などと言っていた。
↓こちら

能力が高い人の事もよく「强」で表現する。
「他很强的」とかで「彼はすごくできる人だ」の感じ。

「すごい」の類似では、「牛逼」も人によってよく言うかな。日本語訳するならやっぱり「すごい」「すばらしい」。個人的な感覚だけど、単なる「すごい」よりも、「すばらしい!」と褒め称えるニュアンスが「厉害」よりも強いと思う。
「牛」だけでもほぼ同じ意味だけど、相当スラング寄りの口語。(でも口語でも言えるレベル)
他には「六」「6」もあるな。「六」もネットスラング寄り。口語では私の周りではほぼ聞かない。
中国のチャットでは「666」という絵文字があって、それで見かける事が多い。・・・中国語を知らないと「悪魔かよ!」って思うけど、むしろ「すごいじゃーん!いいじゃーん!!」って感じなのだ。

 

ではとりとめなく終わります。