ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

内視鏡検査その後

遅くなったけど前回の続き。(書きかけで1ヶ月も放置してしまった・・・)

検査当日12時過ぎに家を出発してタクシーで病院へ。(麻酔後の運転や自転車は禁止)
タクシーなら家から15分ぐらいの距離だったけど、突然の便意がかなり不安で、漏らした時用の着替えまで持参したが、結果的には大丈夫だった!!

1階で受付を済ませた後は、ほぼ待ち時間なしですぐに看護師さんに連れられて検査室へ移動。
「家族同伴で」と言われていたので、念のために会社の同僚にお願いして来てもらってたんだけど、結局付き添い者は特にする事もなく、ずっと隣接されたカフェのところで待っててもらっただけだった。。。
移動しながら看護師さんから各種問診があり、排便の状態とか、アスピリンを飲んでるかとか、麻酔で問題が出たことがあるかとか、食物のアレルギーがあるかとかを聞かれ、その後は個室状態の部屋で着替えたり、説明を受けたり、「その場でポリープ切除OK」の書類に署名したり、点滴用の針を打たれたり。
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不安だった着替えも(中国だけに、下半身丸出しで寝転ばされる、とかありそうやん?)、このようにきちんと検査用の服が用意されてました!
ズボンは、使い捨てっぽいお尻に穴が空いてるタイプなんだけど、お尻部分に蓋が着いていて隠れるようになっていた!賢い。
下は当たり前だけど下着まで全部脱いでこの青いズボンを直接履くんだけど、上着の方は着ていた服の上にそのまま羽織るだけで良いとのことでした。
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ちゃんと麻酔担当の方が来られて、「以前歯科の麻酔で問題が出たそうですが、今回の麻酔はそういった局部麻酔ではなく静脈へ入れるタイプなので別だし、ずっと我々がチェックしてるので、安心してください」と説明があったりして、相当の人数の方がチームで動いてる感じだった。

着替えた後はストレッチャーの上に寝転がって、指示通り上向きで寝たり、横向きになったり、点滴用の針を入れられたり。

それから、向かいの検査室へ移動しますと言われて、「???」と思ってたら、ストレッチャーごとの移動で、私はマグロ状態で寝てるだけでしたw

検査室では鼻から酸素を吸入されつつ「深呼吸してくださーい」「そうそう、鼻から吸って口から吐いて〜」「口からよだれが垂れても気にしないでいいですからねー」、といろいろ指示され・・・
・・・次の瞬間はもう前の部屋に戻ってて、「あ、やべ、寝すぎた?何時間寝た?」と思ったのが次の記憶w 2時間ぐらい寝落ちしてたぐらいの感覚だったんだけど、まだ午後2時すぎ(1時45分からスタートの予約だった)で、なんだか浦島太郎な気分でした。
Youtubeなんかでは、「お腹が張って辛かった」とかの経験談も見たけど、全身どこにも全く違和感なしで、「本当にやったの??」ぐらいの感じ。
事前に質問した時に、「検査後は普段の朝起きる時と同じような状態で、自分で着替えられます」と言われてたんだけど、若干頭がふらつく以外は全くその通りで、終わった後に「いつ始まるんですか?」と言っちゃう人がいるのも分かるなぁと思った。
そのまま急かされる事もなくストレッチャーで少し休ませてもらい、着替えた後は近くの面談室みたいなところで先生からの説明。f:id:liangmei:20231204143410j:image
当日の結果としては、大腸のポリープ2個切除と慢性胃炎で、生検をするという事で1週間後の再診の予約をして、念のため消化を助ける薬を出してもらって一旦終了。

こちらが出されたお薬。
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整腸剤とか腸内細菌系のものが出るのかと思ってたんだけど、薬というよりは多分繊維の塊と思われる。

ポリープ切除があったので、当日は「コーヒー禁止、消化の良いものを食べてください。2日め以降は自由です」という話だったけど、検査後2日め、多分大腸内に便がたまりだしてからは少し腹痛があった。ポリープ切除の傷に擦れていたい、とかそんな感じかなぁと想像。

5日ほど経ってからもいつまでも微妙に痛みがあったので、日本のネットで調べてみたら、ポリープ切除後は繊維質の物を食べるのも良くないと書いてあったので、実はこの薬は良くなかったのではないかと思い(後の祭りだけど)、その後は飲むのをやめて自前の乳酸菌のみに変更。

ちなみに検査結果は当日数時間後には既にアプリで同期されてて、内蔵の写真なども携帯から見れました。こういう面は中国の大手のサービスは本当にすごい。(内蔵写真を公開しようかと思ったけど自粛。)

1週間後に検査結果を聞きに再診に行ったんだけど、ありがたいことに悪性の物なども何もなく、一番悪い部分でも慢性胃炎レベルだったので、今後は食生活に気をつけて、胃は3年後、腸は1年後の内視鏡でOKという結果だった。そして、また排便を促す小麦ふすま?を出されて終了でした。

・・・うん??えっとね。私の腹痛、便秘と関係ないんですけど!!(一番痛かった時ですら、排便はめっちゃ順調だったし)
最終的に全部便秘のせいみたいな診断だったのはどうなん・・・。うーん・・・。
最初のインド人先生の「胃酸過多」で出された薬がすごく効いたことを考えると、結局はそれが原因って事になるのかな。
胃酸過多で腸が痛くなるってネットで調べても出て来ないんだけどね・・・。(実はその件は消化器内科の先生にも聞いたけど、全然知らないっぽい反応だったので、もう聞くのをやめた)

慢性胃炎はちょっと想定してなかったけど、その他は悪くない結果だったし、とりあえず大きな病気がなかったという事で一旦良しとして、また1年後ぐらいに日本で胃腸カメラをやって、その時にまだ腹痛があったら聞いてみようかなと思います。

総括としては、下剤を飲むのが辛かった以外は検査自体は楽勝だったので、皆様の参考になれば幸いです!

そうそう、もし中国で胃腸の内視鏡検査を考えてる方がいるなら、私が今回行ったJiahuiレベルの私立の総合病院なら全然一人で行っても大丈夫なサービスだし、なんなら日本語通訳もお願いできるので、内視鏡検査で無理やり日本人医師を探す必要はないと感じたことを付け加えたい。
ただ、同じ中国でも公立病院に行ったら戦場だし、家族とか友達の手助けがないとほぼ無理。中国人同僚からは、「起こして着替えを手伝う人と、受付とか支払いをする人の2人を連れて行った方がいい」とアドバイスされてたぐらいなので。その分値段はすごく安い筈だけど。
もーしかして麻酔なしなら一人でも行けるかも??そして多分もっと安いので、値段を追求したいなら、公立病院の麻酔なしがいいかも。

そんな感じです。
全体的には、まずい下剤以外は全然辛くなかったし、またやってもいいかなーぐらいの感じではあるけど、日本だともっと薬剤の味がおいしくて量も少ないみたいなので、次回は日本で試してみたいかな。