ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

「歯が!歯が!」リターンズ

定期的にお届けしている「歯が!」シリーズですが(?!)、今年もまた始まりましたよ。
今回は右下奥歯。
そもそもは大学生の頃にでかい穴が空くまで放置してしまった事に始まり、過去に2回治療している歯。
2回めの時の被せ物の出来が悪く(当日全くはまらなかったのを、先生がその場で無理やり削って歯に被せた。)、被せものと歯の間に隙間がある状態で、おそらくそこから再感染。とはいえ、そろそろ15年は経ってると思われるので、保ったといえば保ったといえるのか。
口を開けたら微妙に見える箇所で、白い被せものにしたいなぁという願望がずっとあり、2年ほど前日本で歯医者に掛かっていた時に被せものの変更を相談したのだが、その時に横から穴があいている事が判明。
既に虫歯になってるなら一刻も早くやり直したいと思ったんだけど、「被せものを外す時に残っている歯が破損するかもしれない(からやらない方がいい)」と言われ、できなかった。(実はその後別の歯医者ではできると言われたんだが、その時既に中国での仕事が決まっていたため、とりあえず放置。)
中国でも一度別件で歯医者に相談に行った時にこの件も聞いてみたら、できるという話だったんだけど、その時は別の箇所が痛かったので、またまた放置。
・・・で先週。(いつも通り前置き長し!)
突然すごい痛みが出て、しかも止まらない。通常の虫歯のような、「たまに何か沁みる」とかではなく、ずっと!特に噛む時。
だが、噛まなければ痛くないため、「もーしかして自然に治るかも??」とかいう妙な期待で1週間程様子見(という名の逃げ!)してみたのだが、良くならないばかりか、痛みは広がり、歯茎にも内出血の炎症が見えてきて、「こりゃあかん!」と昨日某古北の歯医者へ連絡。ここはもともと日系なのか日本語のHPなどもあり、日本人の知人からの紹介で知ったところ。・・・だが、コロナで日本人の先生はいないのであったw
中はこんな感じ。広くて超清潔で、日本っぽい!

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上海での歯医者はこの2年で既に4軒目だが(完全にジプシー)、こんなにきれいなところは初めて。(写真には全然人がいないけど、他の中国人の患者さんもいたし、スタッフさんもたくさんいました。友達は「高いのと予約が取れないのが難点」と言ってたので、そこそこ人気はある?)

日系に拘る必要があるのかどうかだけど、ガチガチに日本の技術で被せてある銀歯なので、やはり日本の物に慣れてる歯医者の方がよいかもと思ってそこにしたのでした。あと、一度中国系に行った時は、私の中国語レベルではちょっと中国語だときついかな、と思ったので。厳しい選択(例えば歯を抜くかどうか、とか)になった時に、説明がいまいち分からないのでは判断に影響が出そうだし。

こちらの院長先生(写っとるw)は日本で勉強した人らしくて日本語もできるし、他にも助手なのか先生なのか分からないけど、日本語ほぼネイティブの女性もアシスタントに入ってくれたので、全くコミュニケーションには困らない。受付の人たちもみんな親切で、みんなそこそこ日本語ができたので、そういう意味では非常に安心感があった。
(ちなみに古北には、すぐ近くにもう一軒日系の歯医者があって、そちらも日本語ぺらぺらの美人先生がいる。・・・が今回別の歯医者に行き始めたあたり、お察し下さいw)
で、今回は治療済みの歯の痛みという事で、問答無用で全体のレントゲン。
レントゲンを見た女性アシスタントがすぐに、「右下という話でしたけど、左上のここも痛みが出るのでは?」と指摘。そこがまさに去年揉めに揉めた箇所(他の歯医者では「見た目問題ない」と言われたり、「この歯か隣の歯か分からない。古いから外すのが大変だし、中も固まっちゃってる」(つまりやりたくない)と言われたり、「隣の歯の神経が死んでるのではないですか?」と言われたりして、結局治療を開始できないまま騙し騙し来ていた部分だったので、今日は「我が意を得たり」という気分になった。
問題の右下は、あまりの痛さに「中で歯が割れたかも。最悪抜歯とインプラントか」と覚悟していたので、「隙間があるのでそこからバイキンが入って中で感染して炎症が起きてると思います。被せ物を外して根管治療をやり直して新しくクラウンを作り直す事になります」という説明をされて、超安堵。
歯を残したまま治療できるならいくらでもやってくれ、という感じ。(なんだろう、歯が無くなるのってすごい恐怖感がない?親知らずはそもそも無駄な歯という事で、全然平気だったけど。)
根管治療も、ちゃんと根管治療の専門家がやってくれるらしいので、もしかして日本とかよりいいかも????知らんけど。
が、値段がだいぶ素晴らしい事に。。
別の日系歯科ではセラミックのクラウンもだいたい6000元ぐらいが多かったと思うんだけど、こちらでは最高級だそうで、被せ物だけで9000元!ドーン!(15万ぐらい?)
そして根管治療が別会計で7000元!ドドーン!!!(13万ぐらい?)
もろもろ諸費用を入れると、20000元コース!(30万円ぐらい)
わぁい・・・。
でもなー、判断早くて的確だったしなー。うまいと信じたい。

ここで、紹介してくれた友達が「高すぎるって言ったら、少し安くなった。」と言っていたのを思い出し、「じゃあ、何本か一緒にやれば、少し安くなったりしますか?」と聞いてみた。
そしたら最初は「うーん、ちょっと難しいかも」と言われたんだけど、ぐじぐじ〜っと言ってたら最終的に9掛けに!(言っとくけど、そんなにゴリ押ししてないよ!普段の仕事の社内交渉なんかこんなもんじゃないからw)
・・・「私交渉うまいんじゃね??」とか勘違いしそうになるな。w
なんかやっぱ中国に10年近くいると交渉能力とか上がってくるのかも??(だがこんな能力は日本に帰ると浮くだけな予感。多分。)

で、今日はとりあえず古い被せ物を外してもらった。
次回根管治療の予約をして帰ってきたんだけど、晩ごはんを食べてからの痛みがひどくて、さっきロキソニンを2錠飲んだとこだったりする。
・・・2錠目を飲んでからこれを書き始めたんだけど、ここまで書いてきて少し痛みが落ち着いて来た気がする!良かったー!
顎やほっぺたも痛くてほんのり腫れてるし、唇や舌までしびれがあるぐらいだったので、今夜はもう痛みで寝られないかもと思ってたのだ。
もし明日もひどかったら電話して痛み止めをもらいに行くかも。

根管治療が終わったらまた報告したいと思います!
今度の根管治療は「マイクロスコープを使って1時間半」という話だったので、なんかすごそうなのだ。未知の世界だわ。
日本って根管治療の専門医っているのかな?アメリカは法律的に専門医しかできないとかだった気がするけど。昔は根管治療はタイでやるのがいいと聞いたけど、コロナで行けないしなぁ・・・。分業化されてるぐらいなら、技術レベルも高いと思いたいなぁ。上海での高額な歯科だし。

そういう訳で、歯も顎も痛くて音読などはできそうにないので、瞬間西作文とボキャビルをやって寝ようかと思います。
寝て起きたら落ち着いてたらいいなぁ・・・。