ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

部下をクビにしようとして策謀する話2

歯に続き、またシリーズ化。(こんなネタをシリーズ化していいのかw)

部下をクビにしようとして策謀していた件に進展があった!
前々から「○○をクビにしたい」という打診は人事に出していて、あまりに動きが遅いのでちょこちょこせっついていたんだけど、直属の上司にも「人事とも話してはいる件ではありますが、実はカクカクシカジカでかなりひどい状況でして・・・彼の人事異動の件の進捗についてはどのような感じでしょうか?」と相談してみた。
いやね、普通の状況ならもうちょっと待てるんだけど、今はきついんだよー。チーム設立間もなくて日々状況が変わるので安定して仕事を供給できないのに、この先チームに在籍するかどうかも分からない人間に重要な仕事も任せる事もできないし、PMは毎日のように「早くスケジュールを出せ」と言って来るし、かと言って超どうでもいい仕事を振ったら今度はその部下が「ヨシコが俺にこんな仕事を振ってきた。なんでこんなのを今やらせるんだ!」と別部門の人間のところへ行って騒ぎ出して、今度はその別部門の人間が「なんでこんな順序でやってるんだ!」ってこっちに注文を付けに来て騒ぎになったとか、まぁそいういう話をマイルドにした訳です。
・・・まさに獅子身中の虫だよね。身内に敵がいるってまじで最悪。まぁ明らかに「敵」って認識できてるだけましなのかもしれないけど。
そもそもヤツは別部門に異動願いを出してた筈なので、その件どうなってるんですかねー?と聞いてみたところ(ピラミッド構造的に、彼は移動後ものそ上司の下になるのである)、上司曰く「まずは作品を見て、それから面接とテストをすると思う。試験は必ず厳格にやる。こちらからもすぐに人事に聞いておく」という事で、その後今度は人事から「晩ごはんの後で話しましょう」と連絡があった。「またあいつのせいで花金に残業かよ!!」と思ったけど(その日は金曜で、その前の金曜もそいつに捕まったせいで定時に帰る機会を逸したのであった)、一応大事な件ではあるので晩ご飯を食べた後にもやーっと待っていると人事がやって来たんだけど、なんと私ではなく、例の部下が希望を出している移動先であるモデル班のリーダーを連れて行くではないか。
「そっちかよ!マジかよ!今からやっと話すのかよ!!」と目を剥いてしまったが、「順序がありますから!!こちらの話が終わったら次に呼びますから!」(中国語にこんな敬語はないんだけど、なんかそういう雰囲気だったんだよw)と言うので、仕方ねーなと思いながら待っていると、今度はそのリーダーが目を剥いて「マジかよ!ちょっと!どういうこと!!?」という表情をしながら会議室から出てきたwww「ま、そうなるよね」と苦笑しつつ、今度は私と人事で相談。
人事曰く、「僕はちょっと簡単に考えてたみたいで、作品の提出と面接で済むと思ってたから来週には移動になると前にあなたに伝えたんだけど、アートリーダーは必ず試験を課すと言ってるから、申し訳ないけど多分さらに1週間ぐらいは時間が掛かると思う」という話であった。
まぁテストは必要だと思うので、異論はない。(中国では作品と面接だけでは人を判断できないのだ。なぜなら偽物大国だから!)
「異動願いが受理されたらそれがベストだと思うけど、もしテストに合格できなかったらどうするかは考えといてね」というので、引き続きクビにするための証拠集めをするという事で合意。(会社って怖いよな・・・。でも普通はこんな話はしないよ)

人事との面談が終わった後、今度はモデル班リーダーのところに偵察にw(私は非常に直接的な人間なんだけど、何故か暗躍するのも好きだったりするw)
モデル班リーダーとは席も近くてよく世間話もするので、私に取っては話しやすい人の一人なのだ。よくよく聞いてみると、実はヤツは数ヶ月前にも内々で移動の打診をしていたらしい。
「え?マジ?そんでどうなったの?」と聞くと、「うちに入った場合は外注管理からだよと説明したら、嫌がってねぇ。作る仕事しかしたくないみたい」だそうだ。
「でもうちとしてはそれが一番工程を理解する早道だからねぇ。彼はテストもちゃんと受けないかもしれないし、まぁこのままそっちで引き続き使ったら?」というので、「いや、絶対いらんし!そもそも本人がそっちに行きたがってるんだからさw」と断固拒否。
モデルリーダーも「うちも3人で1年やってきてせっかく安定してるからねぇ。和を乱すような人は嫌なんだよ。やっぱコミュニケーションとかも大事じゃん?彼ちょっと性格があれでしょ?これって僕の偏見じゃないよね?」というので、「全くその通りで、めっちゃ攻撃的だよ。自分のやりたい事以外やらないし、決まったワークフローも守らないよ」と私も愚痴に。
モデルリーダーは「やっぱそっちで使いなよ」というセリフを合間合間に挟みつつ「でもあんな人が下にいて、デキが悪かったら結局君もまずい事になるんじゃないの?」と言って来るので、「全くその通りだよ。責任を取らされるのは私なんだからさ、絶対にうちからは追い出すよ」と言うと頭を抱えていた。
まぁ結局は「あんな人いらないよね・・・」の堂々巡りだけど、テストのデキが良かったらどうするのかは非常に気になるところではある。
「デキが悪くて性格も悪くて、ワークフローも守れなくて毎日10分〜15分遅刻。自分のやりたい事以外やらず、強制残業の時も席におらずどこかでサボっていて、周りとのコミュニケーションも取れない」というのが私の評価だが、もしこれが「デキが良くて」という一言から始まっていると話がだいぶ変わる。
・・・というか、実はこの評価については耳が痛い部分もかなりあり、「性格は偏っていて、ワークフローは守ったり守らなかったりして、なんなら自分勝手にルールを変え、毎日1,2分遅刻して、仕事がなければ平気で遊んでいて、強制残業は知らん顔して帰ったりして、言語能力のせいでコミュニケーションに難ありで、会議中には落書きしていたりぼーっとしたりしていたりするが、実力的には中国トップクラス(多分)」だと私になるのであった・・・。

・・・おっとおかしな方向に話が逸れてしまった。
まぁそういう訳なので、また何か進展があれば続報を出す事になりましょうという予告で今回は終わりたいと思います。