ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

「歯が!歯が!」リターンズ13

9月から始まったこのシリーズ。
意地のように続けておりますが、一体いつまで続くのか・・・。さっぱり先が見えませんが、今日も歯医者に行ってまいりました。
本日は今の歯医者で通算3本目の歯の治療が始まりました!イェーイ!パチパチパチ!
実はこの歯は2〜3年前からグズグズグズグズ調子が悪かった歯で、とうとう治療開始できて実はちょっと嬉しい。
というとまるで、調子が悪いのに歯医者に行ってなかったみたいに聞こえるだろうがそういう事ではなく、数年前にも相当痛くなった事があって、中国でも3軒は相談に行った歯なのだ。
多分過去記事にも書いてるけど、1軒目(多分2019年秋)ではコンコン叩かれて「問題ない」と言われ、2軒目(多分2020年春)では「うーん、これ中に全部銀が詰めてあって大変なんだよね。隣の歯も悪いから、そっちが痛いんじゃない?薬飲んだら治まるかも。かみ合わせで強く当たりすぎて痛いのかもしれないからちょっと削って様子見ましょ」と消炎剤やら他の歯を削って誤魔化され(ある意味それで一時期は治まった訳なので、治療が完全に間違っていたとは言い切れないのかもしれない。まぁでも単なる時間稼ぎだよね)、3軒目(2021春)では「多分隣の歯でしょ」と言われ、今4軒目(2021秋)な訳です。
2019年の春に日本で歯医者ジプシーをしてた頃にはこの歯の相談をしてなかった事を思うと、あの時はまだ問題は出てなかったんだなぁ。
今の歯医者は、別の場所(右下6番)が超痛くなって通い始めた訳だけだけど、初回のレントゲンの時点で「この歯も怪しいけど、大丈夫ですか?」と先生全員に指摘されたぐらいで、相当はっきりレントゲンに問題が写ってたと思われるので、この2年で相当悪化したのか・・・。いうても2020年の時点でも痛くて寝れないレベルだった事を思えば、逆によく保ったと言えるのか???
別の歯医者では散々嫌がられてた歯の割に、今の歯医者では「じゃあ今日は根幹治療でーす」って超気軽に根管治療開始。
日本のとある歯医者で超嫌がられた右下6番もここの歯医者では普通に治療開始してくれたし、これは腕の差なのか、それともその分お金も取ってるからむしろウェルカムという事なのか、実際のところはよく分からない。
ちなみに、以前この歯を嫌がった中国の日系歯科医院での基本の根管治療は2000元らしいんだけど(値上がりはしてるかも)、今の歯医者は院長の根幹治療で4000元、マイクロスコープでの専門家の治療だと7000元!過去に根幹治療済の歯の再治療だと更に高くて7500元、被せものを外すのにさらに200元掛かるので、根管治療済みの歯の治療は、まず7700元(今日のレートで13万円だ!)、さらに被せものが別で10000元ぐらいするので、1本30万円コースでっす!!どやっ!CTとかレントゲンとかはさらに別料金だよ!!
・・・もうねぇ、部屋の賃貸料と歯のために働いてる感じがするわ・・・。
まぁでも高いだけの事はあるのか、根管治療は基本的に90分での予約だし、手抜きな感じもない。(中国の私立の歯医者の予約は、もちろん内容にも寄るんだろうけど、私の知る限り1時間の予約のところが多い印象なので、90分はちょっと長めだと思う)
今日も90分での予約だったんだけど、最終的には2時間かかりっきりだった。多分、もともと被せてあった部分の削りとか、以前根っこに詰めてあった物を取り除く手間で、さらに時間が掛かったんだと思う。中までみっちり銀が詰めてあったらしいから、取り除くのは大変だったんじゃないかな。(そのせいで、別の日本人歯科医からは「うわぁ、これはどういう歯医者でやったの?」と嫌がられたのであった。)

今日治療後に、レントゲンで以前の状態と今日の治療後の状態を見せてもらったけど、以前は中の3本の神経のうち、1本半しか治療できてなかったけど(2本目は半分までしか到達できてなくて、3本目の神経は全く治療されてなかった)、今日はきっちり3本貫通してあった。
「(以前の治療の時は)多分3本目が見つけられなかったんだと思う」と今日の先生は言っていたが。
まぁこの歯の前回の治療は私の記憶では小学生か中学生の時だったと思うので、四半世紀前の技術だから仕方ない気もする。しかも田舎の歯医者だからなぁ・・・。ちなみに、その歯医者の待合室に大量に釣りキチ三平が置いてあった事と、歯科衛生士に「普段使ってる歯ブラシをもってこいって言ったでしょ!」と怒られた事と、治療が毎回めっちゃ痛かった事は忘れる事ができない。

そうそう、今日の治療途中の写真もいろいろ見せてもらったんだけど、「中にこんなに血が溜まってたんだけど、全部綺麗にしました」とどす黒い血が歯の中に溜まってる状態を見せられたのはなかなかのインパクトがあった。ちゃんと聞かなかったけど、歯の奥からの出血という事なんだろうか。
「今日はたくさんの事をしたけど、かなり順調だった。1週間様子を見て問題がなかったら次回中を塞ぎます。2,3日違和感や痛みが出るのは普通だけど、もし腫れたりすごく痛かったりしたら連絡してね」という事だったのだけど、今の時点で変な感じとかはないので、右下6番に比べたらかなり順調な感じはするぞ!w(でも普通はこうだよね。)
ただなぁ、ここの歯医者はラバーダムを使わないので、本当に成功してるかどうかは時間が経ってみないと分からないんだよなー。
youtubeとかで散々ラバーダム治療を見てしまっているので、「ラバーダム無しなんて絶対無理だろ」と思ってしまう。隔壁も作ってないっぽいし、ヨダレが中に入りたい放題ですやん。そういう意味では中国の歯科治療はまだまだなのかなぁ。
とはいえ、根管治療の先生は唾液の侵入にはかなり気を使ってる感じはあって、しょっちゅう助手の人に「つばが入るじゃないの!早く吸引して!!」とは言っていたので、そういう意識はあるっぽいんだけど。
「ラバーダム使えばつば入らないのになぁ」と、患者はマニアックな事を考えているのであった。