ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

「鶴々君」

鶴々君という同僚がいる。
中国で鶴という名前の人は、私の知る限り女性でも男性でもいるんだが、今の同僚は男性で、普段は鶴々という愛称で呼ばれている。
この鶴々君が何だか私には面白い。
会議中、別の同僚のあまりの考えのなさに鶴々君がキレた事もあるんだけど、そのキレっぷりが全然怖くなくて、「わぁ、とうとうキレたwwwなんだこれおもしれー!頑張れ鶴々!私の替わりにもっとやれ!!」とか思ってしまったぐらいだ。(多分私はニヤニヤ笑ってたと思う。これからは私もキレてやろうと思ったが、私がキレるとただのヒステリーっぽくなる気もするので、良くないかも・・・)
鶴々君は、中国人特有の「アァ??」というのもよく言うし(しかも超不満そうに言うので「うわっ不機嫌なんですね?」と思う。気にはしないが)、多分キレキャラなんだと思うんだけど、なぜだか「かわいいなぁ」と思わせる何かがある。
背が低くて痩せてて猫背で童顔だから?
これが背が高くていい声の爽やかイケメンだったりしたら印象が違ったりするのかなぁ。・・・なかなか想像するのが難しいが、やっぱり背が高いイケメンがキレてたら全然可愛くはない気がする。ていうかむしろその小物感にちょっと引くかも・・・。

最近仕事で鶴々君と関わる事が多いんだけど、ある日問題が起きて鶴々君を呼びに行ったら、ちょうど午後のおやつとして支給されていたパンを彼がもそもそ食べようとしているところに遭遇してしまった。「あ・・・ごめん、パン食べてからでいいよ。急がないし」と言いつつ、内心やっぱり「パンなんか食ってやがる〜〜wwかわいいなぁ」とか思ってたら(我ながら何がツボってるのかさっぱり分からんが)、「いや、ゆっくり食べるから」とボソボソいいながらパンを置いてすぐに来てくれた。
キレキャラだが礼は尽くす人であるようだw
そして、彼が説明した事について私が「それはこういう意味だね?」と確認すると、最近は必ず「そうそう」と真面目に礼儀正しく反応してくれる。
・・・いや、それを他の人がやってくれる場合は全然普通なんだけどさ、鶴々君はつまらない質問に対して「フンッ!そんな質問に答えてたまるかっ」って感じで無視するタイプの人なので(いや知らんけど。私にはそう見えるのだ)、ちゃんと反応してもらえると「あ、ちゃんと答えてくれるんだ♡・・・キュン。好きかも」とか思うのであったw
・・・まぁゆうても、「可哀想な頭の悪い外国人がなんとか無理して頑張ってるから、助けてあげないと」と無意識に憐れまれているような気配も感じなくはない。「目の悪い人が歩いてるから助けてあげないと」みたいなやつ。(^_^;)

鶴々くんがマイブームなのでちょっと書いてみました。
これシリーズ化しようかなぁ。同僚を紹介するシリーズ。これで4コマ漫画とか描いたらめっちゃ面白そうな気がするな。でも鶴々ほど面白い(?)人ってあんましいないんだよな。
そしてこの話がダラダラが長くて収まらない私が4コマでオチまで持っていけるのかとか、怪しすぎる。