ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

封鎖日記 2022/5/29(封鎖73日目) 封鎖について思うことなど

2022/5/29(封鎖73日目)
本日はPCRも無く、物資も宅配も届かず、特に何も無かった一日。ゴミ出し以外は外に出ず、誰にも邪魔されず惰眠を貪る幸せ。
そして引きこもりにかまけてウダウダした事をいろいろ考えたので、書いてみる。
(誰かの参考にはたたないので、ウダウダが嫌いな人は読まないことをおすすめする)

・精神について
Twitterを見ていたら、上海在住の男性が毎日3行記録を付けているのを見つけた。「病む」とか「カウンセラーに話してみようかな」とか書いてあったので、興味津々で遡ってみたら、本当に封鎖でメンタルをやられてるっぽかった。
他にも、女性の方で「70日の隔離で泣いた回数5回、精神崩壊5回、会社を辞めようとした回数15回」とか。。
等々を見ていたら、思わず我が身を振り返ってしまった。
(衣食住が保障されてる前提での話になるが)家にずっといるストレス、基本なし!仕事のストレスのみ!!
まぁでも「こんな事に人生を無駄遣いしていいのだろうか」とか思ってしまう気持ちは一応分かる。3分ぐらいなら私も考えた。もとい、10分ぐらいかも。
でも私の場合は、中国で仕事をしてる事、そもそも「金を稼ぐ」というルートに載ってしまっている事自体が問題な訳なので、そこをきちんと正さないとやりたい事はできないので、中国のせいとか、ロックダウンのせいではないのだ。ロックダウンでもちゃんと稼げてるし、ボーナスも出たし(余談だが、わが社は4月末がボーナス期なので、ロックダウン中にボーナスが出た)、そういう意味では「働いて給料をもらう」という事に何ら変わりはない。選んだ通りの結果を受け取っている。
もちろん、お店の経営者で経営が危機的状況とか、外に出る仕事で、完全に仕事ができない、とかなら分かるんだけど、もし在宅ワークでそこそこ仕事がこなせているなら、「この生活が辛い」とか「無駄に感じる」とかいうのは何が原因なんだろうな?普段の社畜生活では辛く感じてないのに、今は辛いのは何でなんかな?
それとも主婦とかそういうの?それならまだ分かるかな。旦那が家にずっといて辛いってやつwwこっちは分かる。私も家の中に誰か他の人がいるだけでストレスだし。(孤独耐性どんだけ!)
まぁ、最初にも書いたけど、最低限の食料や物資が確保されてるのは大前提なので、もし投稿してる人たちがそれすら未だに確保されてないというのなら、本当に辛いのはよく分かる。毎日お腹を空かせてて、恐怖で満腹まで食べられなくて、食べ物と減っていく物資の事しか考えられなくなる。「お腹と背中がくっつくぞ」(歌、合ってる?)とかほんとに思うし。暖かい部屋があって、食べ物の備蓄がそれなりにあったとしても、それでもやっぱり欲しい物が簡単に手に入らなくて辛いというのもある。
私にとってはコーヒーがそれであり、パン、トイレットペーパー、サランラップ、お玉がそれだった。幸いな事にパンもコーヒーも、一応途切れる事無く手に入っていたから良かったんだけど。それでも、くっそ甘いインスタントのコーヒーを毎日飲むのは嬉しいものではない。でも無いよりはマシだし、生きてはいける。
「仕事帰りに一杯飲むのが至福」とかそういう人には、その時間が私にとってのコーヒーであるか。
人に寄って違うわな。
家族と会えないのが辛い、はまだ分かる。分からんなりに。私も2年半家族とか会ってないから、次に会ったら親がまた年取ってるんかなぁとかは思う。
あと、毎日ご飯を作るのが辛い、はめちゃくちゃ分かる。まじで分かる。最近、ほんとに辛い。仕事しながら帰宅後に家族のご飯を作る人とか、マジで尊敬しかない。でもこれもロックダウンとは関係ないよね?とも思う。ロックダウンじゃなくてもこういう状況はあり得るんだし。個人の適性の問題?
まぁ結局あれだな、外に出るのが幸せな人が毎日家にいろと言われると辛いという奴なんだろうな。私は家にいるのが好きだから、「毎日毎日外に出かけてハイテンションで大勢の人と会え」と言われたら超辛いし、その逆であると考えれば理解できなくもない。(というか、この例えでしか、理解できない)
何回も泣いた、とかは何なんかな?「家に一人でいたら寂しい」とかそういう感じ??「もし両親が病気なのに帰れない」とかなら分かる。でも単に「寂しい」とかだと、ちょっと分からない。・・・正直、私には、そういう感情が欠落してる感じがある。生まれてこの方、ホームシックとか掛かった事もないし。
も~~~しかして、人っ子一人いないところ、本当に人の気配がないところで暮らしたら、寂しいと思うかも??無人島とか、獣の気配しかない陽の当たらない山奥とかそういうところ。でも食料が普通に確保できてて、ネットと本とゲームと漫画があったら、どうなんだろうなぁ。ちょっと分からないから機会があれば試してみたいような気はする。(そして遭難とかしたらどうしようw)
いやぁどうだろう、波照間島ですら一人で楽しく観光したしなぁ・・・。(波照間島とは、沖縄の、人が居住している日本最南端の島。まぁ人は住んでるけど、すごく少ない。沖縄、また行きたいなぁ)
山奥の獣の気配とかは、夜は怖いかもな・・・。うち、山奥に親父が建てたログハウスがあるから、いつか試してみたい気はする。親父ですら夜は怖いって言ってたから、多分無理とは思うんだけど。でもうちの曽祖父は山奥で炭焼きをしていた人と聞いているので、もしかして、その孤独耐性が遺伝してるかもしれんwww

「日本の人に話しても分かってもらえない」と書いてはった人がいるのは共感しか無い。うちは、親や従姉妹がそれなりに心配してくれているのが救いだけど、これで親も知らんぷりとかだったら、ちょっと精神的に辛いと思う。
そして、この経験とか辛さを分かり合えるのは、究極的には今現在上海にいる人(徐汇除く)だけだと思う。
高校の同窓会にビデオレターを送って欲しいと言われた時も断ったし、先日も大学のクラス会をzoomでやるとか言われて欠席した。何だか突然別世界の波長に合わせろと言われてる感じ。平行世界とかそういう、「そこは私の世界ではありません」という違和感。・・・伝わらないだろうけど。w
実際のところ、何年も音信不通で平気な程度の人たちと分かち合うには、この経験はちょっと重い。
辛さを訴えて中途半端に慰められても困るし、私が明るく振る舞ったとして「大したことないんだな」って思われるのも正直シャク、「わかったフリ」をしてしんみりされても困るという、どう転んでも、どこにも旨味がない。

・マシュマロ実験の話
マシュマロ実験の話を読んだ。
簡単にいうと、子供たちの眼の前にマシュマロをおいて、食べずに我慢できるかを見るとかいう実験である。(マシュマロは、多くの日本人にとっては魅力的な食べ物ではないので、ここは各個人の好物と置き換えて考えるのがいいと思う)
実験の結論は、我慢した場合の報酬がいつも保証されていて、親を信頼できている状態の子供達は我慢できる傾向が高く、さらにその後大人になって成功する可能性も高い、とかいう感じ。(これは私の理解なので、詳しくはググって下さい)
・・・ここで我が身に置き換える。
政府の言う事がコロコロ変わって、「どういう条件を満たせば外出できる」等の政策が全く信用できない。→マシュマロを我慢せず食べようとするになる訳で。。。
私の最近の買いだめ癖はマシュマロをすぐ食べようとする子供のような物か、と思ったりする訳であるwww
意味は、またサランラップが2本+ドリップコーヒー4袋+シャントリセットが発送された通知が来たので、近日中には我が家はサランラップコーヒーシャントリ祭りになるという意味だ!!
そもそも今使っているラップ(洗って使いまわしながら相当ケチりながら使っている)も、実際のところはまだ結構残っていて、多分通常営業なら1年は保つぐらいはあるのだ。(だって普段平日は全部食堂だし、週末はワイマイだから、家でご飯なんて作らないんだもの。果物の残りをラップするぐらいしか使わないのよ、マジで)
シャントリはまだいい。多分使い切れると思う。
でも、コーヒーだって、普段私はドリップパックはほぼ飲まず、自分で豆から挽いてモカポッドを使う派なので(しかもほぼ週末のみ)、もし噂通り6月から開放とかされたら、この祭り状態が怖すぎるw
18×4+10×2=92パック!!毎日1杯飲んだとしても、3ヶ月!わぁい。。。こりゃ、当分モカポットの濃ゆいコーヒーはお預けかなぁ。

それにしても、噂通り本当に6月1日に解放されてもすぐに出社できるとは思えないけど、もし早ければ1週間ぐらいで出社できるようになったりするのかなぁ??どうなんだろう。私の直感は6月下旬に正常化、とずっと言ってるんだが。
・・・まぁ備蓄(という名の、前に大量に買って放置していた賞味期限切れ食品達)があったお陰で4月頭のきつい時期を乗り切れたというのはあるので、やはり多少の備蓄はあった方がいいんだろうなぁ。

では気を取り直して、封鎖飯。

酸菜鱼だった物は、だんだん鍋化してきたw
今日は、白菜とかワケギとか中国の太いソーセージみたいなのとかいろいろ投入。相変わらず旨いw

レタスもそろそろやばかったのでぶち込んだんだけど、めっちゃ美味かった!酸菜鱼と相性合うんだねぇ。
そして、この新しいボールに入れた時の野菜の美しさよ!同じ野菜でもものすごく良い物に見えるまさかの効果w
もうすぐ封鎖が解除されるかもしれないから、これ以上家財道具を増やすのはどうかとも思うんだけど、やっぱり網も無印で買おうかなぁ。ほしいw