さぁ今年も楽しい引っ越しの季節がやってまいりました！
今の部屋は8月末が契約更新なのだが、7月に外で大家と遭遇した時に、大家がニコニコしながら「あなたとはよく知った仲だから安くしてあげる。周りの同じような部屋は6500元～7000元だけど、あなたには特別価格で、300元値上げで6300元ね」と言われて、ブチ切れしてバイバイする事に。
もうね、何回「安くしとく」と言われたか。その通ってない理屈が私を超イライラさせるとか分かってないんだろうねぇ。私を騙せないぐらいなんだから、こんな話術で騙されるバカいないだろ・・・。
値段以外にこの部屋に耐えられない大きな理由は、暑すぎということ！今の部屋はリビングと寝室が別なんだけど、リビングが西向きで西日がガンガン入るのにクーラーが無く、寝室のクーラーは超古くて小さい機種で（去年も壊れて修理した。しかも修理代を出させられるところだった）、二部屋を冷やすだけの能力がなく、今年の上海の40度近い気温では、リビングにいると気分が悪くなるレベルなのだ。
私は寝室のベッドの上で生活するのが嫌いで、生活空間と寝る空間を絶対に分けたい人なので、寝室に大きなテレビが設置してあって、リビングにはテレビもないとかもちょっと意味不明だったりする。（上海では寝室にテレビという部屋はすごく多い。中国人にとってはテレビはベッドで見る物っぽい。多分だけど）
私には、ソファーがある、そこそこ快適なリビングが必須。（ソファーラブ。ソファーは神。ベッドでいろいろするのは耐えられないけど、ソファーでパソコンいじったり、居眠りしたりするのは大好きｗｗｗどういう理屈かは分からん。）
ちなみに、今年の上海の賃貸事情はどうかというと、不動産屋や同じ時期に部屋探しをしていた同僚に確認した限りでは、今年は（多分コロナの影響で）部屋余りの状況らしく、実はそんなに値上がりはひどくない。
今の部屋を紹介するためにビデオを取りに来た不動産屋（大家が連れて来た）と世間話をしてた時に、「このマンションの上にも部屋が一つ出てるよ」と言われたので、様子見がてら部屋を見せてもらったのだが、今の部屋より若干狭くていろいろボロいけど，17階で見晴らしも良くて6000元だった。ただリビングにやっぱりクーラーがなかったので、それは無理だと言ったら、「クーラーを付ける事も考えてもいい」だそうで、不動産屋が後でこっそり「家賃も交渉でもっと下がる」と言っていたので、やはり相場感としては去年と同じぐらいで、ほぼ値上がりしてないっぽい。
見た目や雰囲気は微妙な部屋だけど、値段も安いし、同じ建物だから引っ越しも楽だし、最後の選択としてはありかな、と思っていたら、なんと今の大家が後からこっそり、「あと200元足せばクーラー付けてあげる」と言ってきた・・・。いや実は、私が部屋を見に行くと言ったら、何故か今の部屋の大家まで着いてきていたのですよ。。。まぁいいんだけどね。そもそも大家が連れて来た不動産屋さんだったし。
しかし、この理屈はちょっと理解不能。これ交渉として成立してるの？？？？上の部屋が若干狭めでみすぼらしいとは言え、6000元弱でクーラーも付ける（ぐらいのニュアンス）で言ってるのに、なんでこちらは値上げ？？？頭おかしいやろ。。。
200元って、1年払ったら2400元で、中国でなら十分にクーラーが買えてしまう。そんなん自分で買った方が全然ましやん！あほちゃう、と思ったので、うちの部屋にまで着いてきてまだグダグダ何か言おうとしている大家を遮って「考えときますねー私はこの後用事があるんでこれで！」とドアを閉めて追い払ってやった。いや、ほんと、まじでないわ・・・。時間の無駄すぎる。
まぁ相当自分の部屋に自信があるって事なんだろうけど、ボロ部屋とは言えないまでも、家具とかは安物なのが丸わかりだし、引き出しとか引っかかって開かなかったり、家具はペンキが剥げてボロボロだったり、壁に10センチ四方ぐらいの穴が空いてて中の配管が見えてたり、とかとかで、多分日本の人が見たら「何これ。ボロボロやん」って思うレベルなんだけどなぁ。
去年はそもそもが「なるべくなら引っ越ししたくない」という気持ちもあったのと（単に面倒だから！）、部屋を探してた時期にいい部屋が出なかったので引っ越すのをやめたんだけど（結果的にはコロナもあったし、あれはあれで正解だったんだと思う・・・。理屈は通じないけど、大家さんは根本的な人柄が悪い訳ではないので、ロックダウン期間はかなり助けてもらった）、今回は完全にダメ押ししてくれて逆に決心が固まったので、良かった。
こういうのを「流れ」と解釈する事にしている。
・・・えっと、例によって長くなってまいりましたので、また次回に続いていいですかｗｗ
全部書き終わるまで待つと永遠にアップしないので、一旦ここでアップ。
