ヨシコの中国語学習記録

英語上達完全マップの要領で中国語を学習してみる記録

8日の記録(光大银行と無犯罪証明の取得)

本日は、昼過ぎから光大銀行に行ってきました。(ええ、夜にごちゃごちゃ活動し過ぎて、朝起きられない体になってきております。。)
この口座はもともと2012年に上海に来た時に比較的すぐに開設した口座。
当時この銀行では海外生活用の海外利用での優待がついたカードを発行していて、海外引き落とし時などにかなりオトクという情報があったのと、銀行自体当時住んでた家からもすごく近かったので(徒歩2分ぐらい?)「とりあえず作っとけ」という感じで口座開設したんだけど、給料振込先でもないし、利率が良い時に定期に少し入れた以外は、最近はあまり稼働してなかった。
そもそも現代中国の生活ではキャッシュカードを使う事もほとんどなくて、全部携帯での電子決済ばかりだったから全然気付いてなかったんだけど、改めてカードを見てみたら、なんと数年前に有効期限が切れてしまっていた。(中国の銀行のキャッシュカードには有効期限の記載があります。これは日本と違うところだね)
今後の生活では中国外での利用がメインになるし、カードでの引き出しの機会もおそらく増えるだろうという事で、カードの更新のために銀行に出向いた訳です。
事前に調べた情報では、光大銀行ではカード更新用の機械が導入されていて、おそらくその場ですぐに更新(新カードへの切り替え?)ができるみたいだったんだけど、今日窓口で聞いてみたら、外国人の場合はダメらしい。
「この番号のままで更新する事はできないから、新しい番号に変更になるが、問題ないか」と受け付けで聞かれ、「中身がそのまま移行できるなら、全然問題ない」と伝えて、「それでは窓口で確認します」という事で窓口へ。
しかし、窓口の人が言う事がまたややこしい。
状況を詳細に聞かれて分かったのが、実はこの有効期限切れというのは、実際はそのまま使える事も多いらしい。
多分利用履歴を見て、あまりこの口座を動かしてない事がわかったからだと思うんだけど、「ネットバンクは問題ないのか?カードが必用な状況はあるのか?このままではダメなのか?今後どういう目的で使うのか?」などいろいろ聞かれた。「今までコロナで海外に出られなかったけど、今後は国外で利用するつもりだ」と答えると、ICチップの故障等で使えなくなる事は確かにあるが、それが有効期限の問題なのか、何か制限が掛かるのか、海外でどうなるのかなど、実は銀行側でも分からないらしい。Orz
「海外に出てから使えなかったら困るから、念のために新しいカードへの変更は可能か」と聞くと、「変更は可能だが、その場合新しい番号になる。今はこの海外利用の優待がついたカードはもう発行していないから、新しいカードでは海外の利用では損になる。この優待はかなり良いから、使えるならこのカードをそのまま使った方がいい」とのことだった。
言われてみれば、当時はその辺を調べて、わざわざこの銀行で口座を作ったんだった。
「それなら、一度国内のATMで引き出してみて、明らかに問題があるなら国外でも使えないだろうから、明日また新カードへの移行をお願いする事にする」と次の日の営業予定だけ確認して、とりあえずATMへ。
一番少額の200元を引き出してみたんだけど、なんと普通〜〜に使えるじゃないの。ww
有効期限とは・・・。
後でもう一度窓口に行き、「念のためにもう1枚カードを作る事はできるか」と聞いたら、はっきり「できない」とは言われなかったが、微妙に拒否られた。それなら別の銀行でカードを作ったほうが良いと。外国での利用が多いなら中国銀行がおすすめだそうだ。そこ、普通に他社を勧めていいのかw
(注:後で調べたところ、光大銀行では1人1枚という規則のようです。そして、海外出金時手数料無料だったのが、数年前には改悪されて手数料が必用という情報もあったので、実際どうなのかはやってみないと分からない感じ)

それから、今度は無犯罪証明を受け取りに、徐汇の出入国センターへ。


今回は、おそらく春節に海外旅行にでかけるのであろう中国人で、かなり並んでいた。
受付で並ぶ事10分、受け取り用の紙を見せるとあっさり「あっちの窓口だ」と指さされ、そちらへ。
そこで2〜3分待って、「犯罪記録はありません」的なことが書かれた2枚の紙をもらって終了。(2枚なのは、私の場合、期間内にパスポート更新があったから。パスポートが1つだけなら多分1枚)
日本だと、厳重に封をされて、「開封厳禁」みたいになってるんだけど、中国は簡単だなぁ。本人もめっちゃ見れるwww
ちなみに、日本から中国の無犯罪証明を取る場合はどうなんだろうと思って、ネットで少し調べたんだけど、費用5万円とかそんな感じの業者を見かけた。正直これだけ簡単なら、5万はちょっと高いかなぁ。
中国では、書類を10通以上揃えないといけなくて、その必用書類が別の役所の発行でまた手間が掛かるとかそういう、本当に複雑な物も多いけど、無犯罪証明は複雑な書類の提出も必用ないし、ツテさえあれば、普通のお友達とかでも頼めるレベルと思う。・・・とはいえ、それも実際はなかなか難しいんだろうけど。。少なくとも、役所に2回は行ってもらわないといけない訳だし、その後の郵送なんかもあるし。どれも簡単とは言え、親戚とかよっぽど暇な友人でもいない限り、なかなか頼みづらい事ではある。。

さて少しだけ中国語の話。

今日銀行で気づいた事がある。
受付の人は窓口業務の人の事を「柜台的老师」と呼んでいて、こんな場合でも「老师」が使えるんだなぁと新たな発見だった。
思えば、中国人はとにかく老师という言い方を好む。会社では私も一部の人からは◯◯老师と呼ばれていた。最初の頃はすごい違和感があったが、だんだんその筋の専門家に対するちょっと丁寧な呼びかけに使ってるんだと分かって来た。
実は結構個人的な距離感も関係していて、例えば私の場合はこんな感じ。
仮に私の姓を中村だとすると、いつも一緒に仕事をしている部下や同僚は、普通に「中村」の呼び捨て。ちなみに本人たちは、姓を言ってるのか、名を言ってるのかも分かってなかったようで、「そもそも中村ってあんたの姓なの?名なの?何なの??」と聞かれた事もあるw
「姓だよ。つまりあんたたちは私の事を、「李!」とか「孙!」とかって呼んでるって事」と言ったら「えー。。。」と変な顔をしていた。w
ちなみに中国人同士の場合、親しいと名前で呼ぶ事も多いんだけど、実は字数と音に寄って変わる。
姓名合わせて3文字の人は、後半二文字が名前である事が大半なので、名前呼びになる事が多くて、姓名合わせて2文字の人は、そのまま2文字で呼ばれる事が多い印象。3文字呼びもあるけど、親しくなればなるほど、2文字呼びになってくる。多分3文字は中国人にとってちょっと長いんだと思う。
後は音数、というか言い易さでも変わる。
例えば名前が「yi」という一音の同僚がいるんだけど、この場合は多分あまりにも短すぎて言いにくいからだと思うんだけど「yi」呼びにならない。本人とも話した事があって、「あんたの事は誰もyiとは呼ばないねぇw」と言ったら、本人も「そりゃ短すぎるからでしょ」との事だった。ご家族とかはもしかしてyiとか呼ぶのかもだけど。
立場が多少上とか先輩の場合、「yi哥」はあり得る。「呼び捨てだとちょっと失礼かな」ぐらいの距離感の人は、「哥」とか「姐」を付けて丁寧さを足す感じ。
私の場合、「中姐」「中村姐」という形式で呼ばれる事もあった。
もっと親しい関係になると、姓名呼びがだんだん名前呼びになって来て、どんどん短くなって行く人もいる。
例えば「sun1 li3 jiong3」が名前の同僚は、最後は1文字目(姓)も2文字目(名前の前半)もなくなって、「jiong3」だけになっていた。w なぜ一番最後の文字、とツッこみたくなるけど、もう単に言いやすいからというだけの理由と思う。w
「jiongjiong」と呼んでる人もいた。
师傅,老板,老师あたり、日本語とは違う概念だけど、とにかくそれさえ付ければちょっと丁寧な感じになるあたり、実生活での呼びかけではすごく便利で使える言葉なので、覚えておくと良いと思う。
特に、「老师」は単なる「先生」の意味ではないというのは、日本ではなかなか教えてもらえないんじゃないだろうか。